国鉄全国運動・九州が動労千葉ストと連帯し博多駅前で街宣
九州でも10月1日、「国鉄全国運動・九州」が、動労千葉のJR外注化阻止のストライキに連帯して街頭宣伝に決起しました。
JR博多駅博多口は、「国鉄全国運動・九州」のノボリと横断幕がはられ、JR外注化阻止を訴えるマイクが響きわたりました。職場返りの労働者に「JR外注化阻止」のビラと「11・4労働者全国集会」のチラシをわたし、動労千葉ストライキへの支援・連帯と国鉄1047名解雇撤回、さらに反原発闘争への決起を力強く呼びかけました。
マイクを握った国労小倉地区闘争団員の羽広憲さん。「私は、国鉄分割・民営化で首を切られた解雇者です。25年間、解雇撤回を求めて闘っています。外注化は、JRの安全を切り捨てる政策です。偽装請負であり、非正規職化であり、許せない労働組合破壊です。この闘いは労働組合をよみがえらせる闘い。どうか動労千葉ストライキの支援と、私たちの1047名解雇撤回支援を」と呼びかけました。事務局からは、「国鉄闘争の火を今こそ大きく燃えがらせよう。国鉄分割・民営化以降、労働組合は死んだようになっています。外注化阻止の闘いは、労働組合の再生を進める闘いです。11・4全国集会に結集しよう」と訴えました。
NAZEN福岡の仲間は、「今、命よりカネと言う人たちと、カネより命と訴える人たちの闘いが起こっています。国鉄闘争も反原発もカネより命を守る闘いであり、人間らしく、労働者らしく生きていこうとする闘いです。首都で高まる反原発の闘いとつながり、原発再稼働阻止と放射能汚染ガレキ拡散反対の闘いを一つに、原発廃炉へ闘いましょう」と訴えました。最後に竹内良夫代表から「きょうの闘いを引き継ぎ、11・4集会の成功へ」というまとめのあいさつで1時間半の行動をしめくりました。(九州・A)
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