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イーランド闘争に全学連が連帯発言



 週末に民主労総の労働者大会を控えた11月7日、争議現場の労働者たちは毎週恒例の闘いを続けていた。街路樹の銀杏は黄色く色づき、陽が落ちると寒さが身にしみる。 午後7時半、マッポ(麻浦)区にあるホームエバーワールドカップ競技場店前の座り込みテントの前でロウソク集会が始まった。昨年7月1日の非正規職法施行を前に300人もの女性労働者が集団解雇され、以来、闘いは504日、ワールドカップ競技場前でテント籠城に入って131日目だ。 夜間の集会が禁止されているため、集会はロウソク文化祭として開かれる。この日も労働歌や手品、カヤグムの演奏、パンソリなど盛りだくさんだった。 日本から到着したばかりの織田陽介委員長ら全学連の学生が駆けつけ、参加。前日からソウル入りし、争議現場を回っている関西生コンの労働者の発言に続き、発言の機会を得た。


 織田委員長は「一日一日闘い、勝利している韓国の労働者の闘いは海を越えて日本の労働者を励ましています!」と語り、解雇後、自主運営を続ける京品ホテルの闘いを紹介、誇り高く闘う労働者の闘いと連帯して闘っている法政大学の闘いを報告。「解雇撤回の闘いが労働者の一番の闘い。全世界の労働者が解雇撤回を闘えば、この世界は変えることができる。日本では、この解雇撤回を貫くのか、投げ捨てるのかを
めぐって階級闘争が二分している。解雇撤回を貫く闘いとして11月2日に労働者の大集会が開かれました!」と11・2集会を報道した『前進』を広げ、「日本でも全世界の労働者の勝利のために組織化を続けます。国境を越えて勝利しましょう!」
 大きな拍手で応えてくれた参加者から「何か歌ってくれ」の声、肩を組んで「インターナショナル」の大合唱となった。
 集会が「非正規職連帯歌」を歌って終了した後、イーランド一般労組のホンユンキン事務局長に檄布を手渡し、8日の労働者大会前夜祭での再会を約束した。

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