中四国 7・1へ国鉄集会開く 拠点労組中心に50人結集
6月10日、岡山国際交流センターで動労西日本と自治体、教組、郵政、医療、ユニオンの拠点労組を中心に50人が集まり、7・1全国集会に向かって中四国国鉄闘争集会をかちとった。
岡山大学医学部職員組合の矢田範夫さんの開会あいさつに続き、6・3星野さん解放高松集会・パレードを全国の先頭に立って組織した日教組香川三観地区教職員組合の片山元久委員長、香川連帯ユニオンの吉田康彦書記長が特別報告を行った。さらに高陽第一診療所労組の森末一義委員長が、8・5―6ヒロシマ大行動へのアピールを行った。
動労西日本の山田和広書記長が、「7・1全国集会へ!改憲阻止の先頭に国鉄闘争を掲げよう」と題して基調を提起した。冒頭、改憲に向けた労働運動再編と対決する新たな1047名解雇撤回闘争が開始されたことを報告。乗務員勤務制度解体攻撃との闘いは「働き方改革」攻撃との最先端の闘いであり、全労働者階級の命運をかけた決戦として闘おうと呼びかけた。さらに、米朝会談が朝鮮半島での戦争の危機を終わらせるものではなく、民主労総を先頭とするゼネスト・革命との国際連帯、国鉄闘争を軸にした改憲・戦争阻止大行進運動の発展が、今こそ求められると訴えた。
続いて中四国の国鉄闘争を闘う拠点労組から、愛媛県職員労働組合の宇都宮理委員長、自治労広島市労働組合の福井利明委員長、自治労倉敷市職員組合の百本敏昭副委員長、広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長、愛媛労組交流センター全逓部会、徳島医療福祉労組が、決意表明を行った。改憲・戦争に向けた労働運動-連合再編を打ち破り、改憲阻止大行進を発展させていく展望が示された。
動労西日本から職場闘争報告と決意が述べられた。元木康亮組合員は、JRを批判する組合のビラをまきを理由にした広島メンテックの解雇を絶対に撤回させ、JR本体・グループ会社を貫く組織拡大に挑戦すると述べた。岡崎昭夫副委員長は、職場廃止=解雇攻撃としてあった広島印刷事業所廃止を許さず、合理化・外注化に絶対反対で闘い、動労西日本が改憲戦争阻止の先頭に立つと決意を表明。
最後に登壇した大江照己委員長は、違法な始業前無賃労働を強制しているJR西日本を追い詰め、絶対に勝利する決意を述べ、すべての産別・職場で闘いに立ち上がり、ともに闘おうと訴えた。
最後に岡山マスカットユニオンの清水久美子委員長が、まとめで7・1大結集から8月ヒロシマ闘争、9月改憲発議阻止へ闘おうと方針を確認し、自治労倉敷の守安祥浩書記長の元気な音頭で団結がんばろうを行った。(動労西日本書記長 山田和広)
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