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動労千葉を支援する会新潟を結成

 「一人の動労千葉派のために会社と組合幹部は、ユニオン・ショップにした。でかく見えるJRが震えあがっている。展望は職場にあるし、組合員全員に責任をとっていく。11・1へ1万人結集を実現しよう」「2年前まで動労千葉も1047名闘争も知らなかった。労働運動はおもしろい。郵政職場は民営化されて労使一体で競争をあおっている。職場では少数だが、この闘いが世界共通であることに確信をもってやっている」「労働者が地殻変動を起こしている。民主党政権に怒りがいく日も遠くない。希望は動労千葉」「動労千葉ががんばっていると、自分もがんばりたくなる。もう1人の自分をつくることは2ではなく、10の力となる」


9月20日、新潟市内で開かれた「動労千葉を支援する会・新潟」結成集会(52名)では、こうした青年労働者たちのエネルギーあふれる発言がリードした。
 結成集会の司会を国労の青年がつとめ、『俺たちは鉄路に生きる』が上映された。つづいて国労新潟支部執行委員の星野文男さんが呼びかけ人挨拶を行い、動労千葉の繁沢敬一副委員長が講演した。繁沢さんは、85年国鉄分割・民営化反対ストをふりかえりながら、「国労本部はJRとパートナーになりたい、1047名闘争をやめてJR総連にかわりたいと思っている。だから解雇撤回ではなく人道的解決となった。われわれの力で1047名闘争をもう一度復権させる。それを共有する大きな闘いをつくりだす。11・1集会1万人結集を」と語った。
 次に支援する会事務局長の山本弘行さんが7月サンフランシスコ国際労働者会議の報告にたち、ブラジル、フィリピンの現場労働者の闘いを紹介しながら、「ギャップをみすえて、絶対にあきらめず、団結が固まれば勝利だ」と述べた。また今回の動労千葉訪米団に通訳として協力した新潟の教員が発言し、「現場の活動が世界とつながっていることを実感した。インターナショナルは、戦争とナショナリズムにうち砕かれてきたが、今また新たな歴史をつくろうとしている」と労働者階級自己解放闘争の不滅さを明らかにした。
 そしてJR、自治体、郵政、労災裁判を闘う女性労働者や派遣労働者、解雇撤回を勝ちとった青年労働者が発言し、初めての参加者をひきつけた。最後に運動方針と役員を選出し、「4者4団体路線と決別し、動労千葉とともに国鉄1047名の解雇撤回を貫こう!」というアピールを採択して集会は終了した。
 今回の結成集会は、まず大恐慌と8・30衆院選=自民大敗―9・16民主党・連合政権の発足と対決する11月集会1万結集へ地区の総決起を勝ちとるものとなった。11・1集会1万へ猛然と進撃する。第二に、地区の労働者、とりわけ青年労働者が、職場での階級的労働運動のこの間の実践に裏打ちされた自信と確信がみなぎる発言をした。絶対反対貫き、労働運動の多数派になっていく気概にあふれた集会として勝ちとられた。こうした発言に全参加者が動労千葉派として闘うことを決意した。三つは、国鉄1047名闘争を突破口に4大産別決戦に勝利していくことを全参加者で確認した。それは県内の国鉄闘争・労働運動の主流派宣言でもある。(B)

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