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東北石けん労組、門前闘争で10-11月決戦を宣言

 9月18日、東北石けん労働組合は愛島台門前闘争に決起した。労組は、10-11月決戦突入を宣言し、10月28日の地労委闘争から11・1集会1万人結集の先頭で闘う決意を、資本・権力に対して叩きつけた。
 東北石けん労組と支援の労働者は、早朝から名取市愛島台新工場門前に登場した。会社は直ちにブラインドを閉め切り、労働者の怒りに震え上がった。「直ちに解雇を撤回しろ!」、「地労委審問で、すべての不当労働行為を暴き出すぞ!」、「俺たちを職場に戻せ!」、烈々たるシュプレヒコールが響き渡る。


 会社が救いを求めた警察権力も、私服車が遙か遠くで様子をうかがうという無様な対応だ。8・30自民党政権崩壊情勢を受けて、労働者こそが社会を動かす主人公として登場し、大恐慌を革命へ、全世界の労働者階級が国境を越えて闘いに起ち上がるときが来た。
 門前では、ついに審問開始をもぎ取った前回の地労委闘争に続いて、10月28日の第1回審問で、資本の不当労働行為を満天下に暴き出し、解雇撤回へ大前進する、当日は朝の新工場門前闘争から午後の地労委審問闘争へ、全1日行動として闘い抜くことを宣言した。そしてこの闘いは11・1労働者集会1万人結集と一体であり、それを牽引する闘いとして闘うことが確認された。
 門前集会では、支援の全金本山労組、仙台市職労、みやぎ連帯ユニオン、みやぎ労組交流センターから、連帯して東北石けん闘争の勝利まで闘う決意が表明された。最後に当該の決意表明。成田副委員長が「資本主義はもう終わっている。佐藤も畑も、資本家どもは石けんの泡のように消えて無くなる。いや俺たちが消してやる! 新工場の労働者も、組合と共に闘おう!」と呼びかけた。
 東北石けん労組は、10-11月決戦、1万人結集運動の先頭で闘う!(東北石けん労組 H)

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