団結祭りで11・1大結集を呼びかける圧倒的な宣伝戦
10月25日朝、10・16JR東日本本社緊急抗議行動を動労千葉・動労水戸・動労連帯高崎とともに闘い抜いた国労共闘、東京労組交流センターの仲間は、団結祭り会場の木場公園に登場。終日、11・1への総決起を訴える圧倒的な宣伝戦を貫徹した。小雨にもかかわらず、会場のメイン入り口前では随所で討論の輪が広がり、終了の午後3時までに、150筆をこえる署名と、40枚ものチケットが販売された。
その場で、友人を誘って参加を表明する人。古くからの国鉄闘争支援者で、1047名解雇撤回をメインに掲げた11月集会の内容に注目し、共感して賛同を表明する労働者。団結祭りに集まった若者から高齢者まで、1047名解雇撤回を訴える11月集会の熱気と息吹が次々と伝わった。
この日用意した3種類のビラ、1200枚も昼過ぎまでには手から手へ配布された。とりわけ10月16日のJR東日本本社への緊急抗議行動を伝えるビラは、これを準備した10・1動労千葉ストライキと4波におよぶ動労水戸のスト決起とともに、多くの国鉄労働者に電撃のように伝わった。各テントでも、この報告チラシに圧倒的に注目が集まり、その場で11月の組織賛同を表明する労組も現れた。
一方、事前の団結祭りの実行委員会から動労千葉派を問答無用で排除した4者4団体の一部幹部たちは、10・16をめぐる闘いの報告と11月集会の息吹がガンガン伝わる中、ひとことの反論もできず、この闘いの正当性と迫力に何の妨害・排除もできなかった。なお会場内には裁判員制度に反対するテントも出店し、参加者が次々に立ち寄って署名した。ここでも裁判員制度をめぐる熱い討論の輪が広がった。
4者4団体は、この団結祭りの最後に、当面の方針を、①10・26からの上京行動、②11月末星陵会館で集会、③12月末までに解決のメドをつける総行動、④来年2・16には日比谷野音での勝利報告集会、なるものを発表した。だがその中身は徹底した民主党・連合政権への土下座運動であり、11月末集会にはなんと鳩山とともに前原をよびたいと表明するなど、彼らの政治決着路線の完全な破綻性とドンヅマリの危機性をさらけ出した。
11・1労働者集会の位置はいよいよ決定的だ。残り1週間あらゆることをやりきり、1万結集を実現して1047名解雇撤回へ、情勢のヘゲモニーを握りしめよう。(A)
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