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11月集会へ、呼びかけ4団体先頭に第1回実行委員会開かれる

s20100906a-1.jpg 9月4日、11月労働者集会の第1回実行委員会が東京都内で開かれた。今年の11月集会は、関西生コン・港合同・動労千葉の闘う3労組に加え、国鉄闘争全国運動が新たに呼びかけ団体に加わって開催される。実行委員会は、動労千葉の長田敏之書記長の司会のもと、首都圏を中心に全国からも職場・地域で闘う多くの仲間が集まり、11月1万人結集をこれまでとは画然と異なって、4・9反革命を打ち破り日本労働運動を下から再生していく圧倒的な力と勢いをもった集会として実現していく決意を打ち固めた。
 冒頭、港合同の中村吉政副委員長と関西生コンの高英男副委員長から、今年の11月集会にかける並々ならぬ決意が語られた。 

s20100906a-2.jpg とくに高副委員長から、7・2以来現在も継続されている関西生コンのストライキの報告が約1時間にわたって行われた。この闘いが大恐慌下におけるスーパーゼネコンとの生死をかけたすさまじい攻防となっており、労組主導の協同組合運営のあり方をかけた闘いとなっていること、現場は団結して自己解放的に闘いぬき、ついに他の業界へも闘いが伝播し拡大していることなどが熱烈に報告された。国鉄全国運動からは呼びかけ人の一人である動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が、国際連帯の発展と各地での運動の進展を報告した。
 基調報告に立った動労千葉の田中康宏委員長は、今年の11月集会がとりわけ2012年公務員制度改革=労働者の9割非正規職化攻撃との巨大な階級決戦の始まりであり、闘う労働組合を本当に一から作り上げていく決意をもって闘いを組織することが必要であると訴えた。そして11・7集会のプログラムと国際連帯集会の開催などについて、具体的な構想が示された。
 討論を通して、国鉄闘争全国運動を職場・地域に立ち上げ拡大していく闘いが1万人結集の原動力であることが強力に確認された。11月へ、猛然たる進撃がいよいよエンジン全開で始まった。(千) 

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