5・1被災地・仙台で闘うメーデー打ち抜く
「震災解雇を撤回させたことを誇りに感じている。職場から大きな力を作っていきたい」みやぎ連帯ユニオンの組合員の発言に対して、5・1被災地仙台「反失業・反原発」メーデーに集まった50人の参加者が大きな拍手で応えた。昨年のこの日、私たちは被災地発のメーデーにおいて、「震災解雇反対! すべての原発を今すぐなくそう」と集会・デモを闘った。あれからの1年間は、経験したことのない震災解雇攻撃や2万人の死に向き合い、資本と闘う労働組合を作るための悪戦苦闘の連続だった。私たちの闘いは、労働者を生きさせられない資本家連中を打倒して、労働者が社会の主人公になる誇り高い闘いだ。もっともっと怒って、青年労働者の力で未来を取り戻す!
集会を主催したみやぎ連帯ユニオン、東日本大震災現地救援対策本部を代表して、みやぎ連帯ユニオン東北石けん分会の成田勝副分会長が、怒りと展望あふれる提起を行った。現地救援対策本部の谷和司さん、福島労組交流センターの丹治満さん、仙台市職労の神保美彦さんもアピールに立った。
集会後、夜の仙台の繁華街をデモ行進。デモ隊には多くの拍手が寄せられ、握手を求めて労働者が駆け寄ってきた。
午前中の連合メーデーは「絆・メーデー」と題して、資本家と一体となって復興・再生を要求し、原発については一切触れない内容だった。しかし、現場労働者の怒りは爆発しており、2年ぶりのメーデーには多くの労働者が結集した。ある青年労働者は、組合の動員がなかったものの自主的に参加をしたと語ってくれた。電力やJRの青年労働者も反原発署名にサイン。前進も販売された。(宮城・T)
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