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英・独のレーバーネットが動労千葉への家宅捜索を弾劾

 11月10日、警視庁は動労千葉への不当な家宅捜索を強行した。11・2集会の大高揚に恐怖した日帝権力の全く許すことのできない弾圧だ。この家宅捜索を、イギリスドイツのレーバーネットが大きく取り上げている。イギリスでは、11・2集会・デモの写真を含め写真3枚を併せて報道するという破格の取り扱いだ。ドイツでも、この家宅捜索と11・2集会を大きく報道した。(写真はドイツ・レーバーネットのHP。「60人の特別部隊が鉄道労働組合・動労千葉の本部に襲いかかった」「日本では戦闘的労働組合にたいして系統的な弾圧の政治がある」と述べている)

 イギリスのレーバーネットは、「ソウルでの民主労総大会の間に警視庁が動労千葉を家宅捜索」と題して、動労千葉国際連帯委員会からの報告をそのまま次のように紹介している。「警視庁の公安1課は11月10日、田中委員長を含む動労千葉の組合員がソウルの民主労総大会に参加している間に、動労千葉本部にたいして家宅捜索を強行した。それは、11月2日に行われた国際連帯労働者集会とデモの際の公務執行妨害を口実とするものだが、でっち上げだ。約60人の私服警察官が2時間半にわたり家宅捜索を行い、あろうことか動労千葉定期大会に関連する文書さえも押収した。われわれは、戦闘的労働組合に対する国家権力によるこのような許しがたい弾圧を強く弾劾する」
 さらにドイツ・レーバーネットは、日本に関するトップページで法大弾圧について報道している。「2000年以来、著名な法政大学で情勢が根本的に変わっている。反対派の学生にたいして系統的な弾圧が加えられている。弾圧・逮捕・裁判の状況について、アメリカへの連帯の呼びかけ『闘う法大生と日本の全学連からアメリカの労働者・学生のみなさんへ』で述べられている」として、法大救援会のHPにUPされている英文を全文紹介している。
 闘う労働組合の事務所を急襲するという30年代のナチス秘密警察のような弾圧、学生が大学に入れば「不法侵入」で逮捕・起訴・長期拘留するという世界でもほとんど例を見ない前代未聞の弾圧に対し、このように、世界各地で激しい憤激の声が上がっている。
 なお、11・2のデモで不当逮捕されていた労働者は、11月13日に仲間の力で奪還された。大勝利だ。世界の労働者階級人民と連帯し、さらに力強く前進しよう。(Ri)

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