4・26自治労全国統一ストライキ闘争/大阪
大阪市職では、早朝の職場集会が各地で開催されました。橋下による組合つぶし・団結破壊と対決して職場集会が開催されたこと自身が現場の怒りの激しさの表れであり、3~4月の国鉄を軸とした外注化阻止の闘いと2・24橋下打倒集会が切り開いた地平です。
4・26ストライキに向けて、職場からの激しい怒りの声が大阪市職本部に対してたたきつけられました。
「7・8%の賃下げは生活をめちゃくちゃにする。この間『子どもの受験代を稼ぐため』として副業をした仲間や『ローンを払えなかった』と税金滞納に追い込まれた仲間が重処分の対象にされている。さらに市バス運転手の仲間は20%も賃金をカット、現業労働者も最大で25%のカットに組合本部が合意するなど許せない」
「職場の状況はストライキで闘う以外にない所まで来ている。民営化・外注化はすでに全職場に波及している。大阪都構想の号令のもとに『1カ月でやれ』『今週中にやれ』『今日中にやれ』などという無茶苦茶な仕事が次々振られ、いくら仕事をしても終わらない。さらに現場のことを一切顧みない『組織改革』と要員削減。そこに『組織力のアップをしろ』という気持ちの悪いアナウンス! 組織を破壊しておいて、よく言えたもんだ!」
「建設局では下水道の経営形態変更というとてつもない勤務労働条件の変更について、当局は『交渉しない』という暴挙に出ている。しかしストライキを軸とするならば、超勤拒否、順法闘争など、力ある闘い方はいくらでもあるはずだ」
こうした現場からの怒りの決起に呼応して、市役所本庁、全区役所、下水処理場、環境事業センターなどに一斉にストライキ方針のビラが配布されました。特に民営化・外注化攻撃の対象となる職場からは「今ストライキをやらずに何のための組合なのか」「橋下をぶっ飛ばしてやりたい」という怒りの声が次々と寄せられました。
4・.26は始まりに過ぎません。「仕方がない」と怒りを抑えるのではなく、怒りや悩みを共有し、この現状を変える挑戦を始めよう! 5・1メーデーから5月ストライキへ、支部・職場から闘いを組織しよう! (大阪・I)
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