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4・26自治労全国統一ストライキ闘争/広島

20130427e-1.jpg 26日の自治労広島の統一行動は、各自治体で早朝集会やビラまき、学習会が取り組まれました。どこの市町の職場でも、賃下げ提案を押し戻した勝利感と闘いの継続への決意に満ちています。広島県労組交流センターは、早朝より広島県庁、広島市役所、さらに昼休みには東広島市役所と登場し、自治体労働者部会の全国ビラ、その裏面に「4・26自治労ストは闘いの始まり」「怒りのメーデー復権させよう」と訴えたアピールを掲載して1千枚以上のビラを配りました。 

 広島県庁は庁舎の各入り口に組合旗が張り巡らされ、組合歌が流れる中、「スト突入」を思わせるような戦闘的雰囲気に包まれました。各所にビラまき、マイク宣伝の組合員が配置され、「闘いはこれから」と集会への結集が呼びかけられます。その中心に立っているのは青年組合員です。力強いアピールが庁舎全体に響き渡り、8時29分まで熱気あふれる早朝集会が開催されました。
 広島県労組交流センターの仲間は、出勤してくる労働者に「賃下げにストで闘いましょう」と呼びかけ、次々とビラを手渡していきました。交流センターに結集する広大生協労組、高陽第一診療所労組や広島連帯ユニオンなどの仲間は、広島での動労西日本の3月スト決起の感動を胸によみがえらせながら、自治体労働者とともに「労働者がストで社会を変えていく時代がついに始まったのだ」と確信をこめて宣伝活動を行いました。
 この間、3月末より広島県庁、広島市役所を始め、隣県山口の岩国市役所を含めて県内の各自治体に5種類のビラとカラータブロイド3千部、合計1万近くの宣伝物を配布し、また同時に組合事務所などへの訪問、国鉄署名の訴えを実施しました。タブロイドの受け取りのよさは際立っていました。県北の自治体へのビラ入れには地域の百万人署名運動の活動家にも協力してもらうなど、4・26ストに向けて総力で取り組みました。
 「ストに入るぞ」というある町職青年部長の声、「自分たちもストをしたい」という水道局青年の声、「今まで身を削って働いてきたのにこの仕打ちか」という県職員の怒りの声、「これは数字の問題ではない。自治労つぶしだ」という組合活動家の声、「統一して行動することに意義がある」と決意を込める声が起こりました。
 一方、スト方針が打ち出され、「処分が出たらどうなるのか」「経験がないのでどのようにやったよいのか分からない」「時機がまだ早いのでは」など率直な意見も出され、真剣な討議が積み重ねられました。今まで以上に「団結とは」「組合とは」と意識されました。そして、急速に「階級的な労働組合をよみがえらせよう」という機運がどこの組合でも沸きあがってきました。
 自治労スト方針は階級情勢を一変させています。闘いの主導権が一気に労働者の側にたぐり寄せられています。本物の激動が始まりました。交流センターはその中で一体に闘いぬいています。4・26統一行動はスタートに過ぎません。5・1広島メーデーに総決起するぞ!(広島・OK) 

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