東北大学3243人解雇阻止! 京大反戦スト処分撤回!かかげ東北大学集会
10月18日、東北大学川内北キャンパスにおいて、みやぎ連帯ユニオンと東北大学学生自治会の共催で「京大生への反戦スト処分撤回!東北大3243人雇止解雇を撤回させよう!10・18集会」を開催しました。
昼休みの集会は、授業を終えた学生がつぎつぎと出てくるなか、圧倒的注目でした。
京都大学で反戦バリケードストライキをたたかい、停学処分をうけた京大生が「大学で軍事研究が始まっている。今の大学は原発、戦争など社会の疑問に答えるどころか、その手先になろうとしている。反戦ストライキは正義だ!ストライキで戦争をとめよう!」と訴えると、多くの学生たちは足を止め、次々と写メを撮った。
そして、みやぎ連帯ユニオン、全金本山労組の仲間をはじめ労働者が次々とマイクをもつと、キャンパスの雰囲気はさらに一変しました。
「非正規労働者3243人を切り捨てる大学に真理はあるのか! 労働者が働かなかったら大学は成り立たない。労働者である親の首が切られて学生の生活は成り立つのか? 3243人解雇問題は学生の未来の問題であり、明日の自分の問題だ! 東北大学で働くすべての労働者は生活と命を守るために1400万非正規労働者と団結してゼネストで反撃しよう!」とアピールしました。
そして、翌日早朝、地下鉄駅で『前進』をまいていた仲間に通勤途中の東北大学の非正規労働者が話しかけてきました。
「ビラと『前進』は読んだ。国立と聞いて身分は保障されていると思って就職したが、現実は違っていた。東北大学で働く労働者の半数以上が非正規。わたしも、更新、更新で東北大学の職場を転々としている。そして、今度は5年で雇い止め。本当に酷い話だ。何故なのか?」
東北大学の非正規労働者、研究者の中には、東北大学による3243人雇止解雇通告に対する怒りが溢れています。大学当局の説明会には会場に入りきれないほどの労働者が集まりました。何故なのか? どう反撃すれば良いのか? 時代認識とたたかう方針を必死に求めています。動労総連合を先頭にした階級的労働運動派が日本労働運動の主流派として登場するチャンスです。
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