1. HOME
  2. ブログ
  3. 関西生コン支部への反動判決徹底弾劾!

関西生コン支部への反動判決徹底弾劾!

 12月1日、大阪地裁は、全日本建設運輸連帯労組・関西生コン支部の関西宇部弾圧裁判に対して、労働運動や団結権を全面禁圧する反動判決を出してきた。高英男副委員長に懲役1年2カ月・執行猶予3年、松村憲一執行委員に懲役8カ月・執行猶予3年、他の11名の執行委員と組合員に懲役6カ月・執行猶予3年の判決だ。関生支部が昨年、139日間にわたって闘いぬいた「産業ゼネスト」への恐怖に満ちた報復そのものだ。絶対に許せない。 

 判決は、個々の行為を特定することなしに、「高英男副委員長の指示を松村憲一執行委員が組合員に伝えて行動したから共謀が成立する」と一方的に認定した。しかも検察側が主張する「出荷が1時間遅れたために残業代が発生した」とする関西宇部の損害を否定しておきながら、「集団で行動したから関西宇部の行動の自由が制限された」と言って威力妨害罪で有罪としている。集団で行動すること自体が有罪という、団結権否定の極反動判決だ。
 しかしこれは、支配階級がいかに闘う労働組合を恐れているのかということだ。「産業ゼネストは2度とあってはならない」とした、はじめに有罪ありきの判決は、支離滅裂で破綻している。勝利しているのは闘う労働運動であり、追いつめられているのは資本家どもだ。階級的労働運動の力強い前進で関生弾圧粉砕へともに闘おう。(関西・K) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択