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的場昭弘さん招き法大新歓

20180419c-1.jpg 4月16日、法政大学社会科学研究会の新歓企画として「マルクスだったらビットコインをこう考える」と題した講演会を行いました。講師は、マルクス経済学者の的場昭弘さん(神奈川大学教授)です。的場さんは、労働価値説に基づいて仮想通貨ビットコインのしくみを分かりやすく解説しました。
 講演を通じて、①貨幣とは一商品であり、労働力の対象化としてあること、②価格と価値は違うこと、③一地方的な証券を国家が統制して紙幣が生まれたこと、④1971年以降の管理通貨制度と信用不安が仮想通貨の背景にあること、⑤国家による規制がなければ、仮想通貨は投機的な使われ方しかされないこと、⑥ブロックチェーンの可能性についてなどが明らかにされました。
 その後の討論では、「AI(人工知能)技術についてどう考えるか」「ビットコインは買うべきか否か」などの活発な議論が行われました。(法政大・A)

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