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動労千葉スト支えよう まっ先に支援に駆けつける 「支援する会」総会で方針確立

20180719a-1.JPG 動労千葉を支援する会は7月14日、DC会館で2018年度定期全国総会を開いた。乗務員制度の解体を始めとする第3の分割・民営化攻撃に突き進むJR東日本に対し、動労千葉は今年8月と、来年3月のダイヤ改定期に山場を設定し、数波のストライキでこれと立ち向かう方針だ。支援する会は今回の総会で、これに全力で応え、動労千葉とともに決戦を闘う態勢を確立した。
 東京西部の運営委員が開会あいさつで、「動労千葉は1985~86年の国鉄分割・民営化反対のストライキを上回る決意で、今回の決戦に立つと決断した。私たちも、あの時以上の決意で闘おう。支援する会の組織拡大にうって出よう」と呼びかけた。
 連帯のあいさつを動労水戸の辻川慎一副委員長が行い、「労働者は団結の中で仲間と自分のかけがえのなさをつかみ、どんな弾圧にも負けない存在になる。そうした団結を職場につくり上げよう」と力説した。

 原点に返り結成時の熱意とり戻そう
 「西日本大洪水被災地のみなさんと共に闘うアピール」を確認した後、山本弘行事務局長が運動方針を提案した。山本さんは、85年11月の動労千葉の国鉄分割・民営化反対ストライキを支えるために開始されたスト支援基金運動を前身に、87年4月に発足した支援する会の歴史を振り返り、「ここに支援する会の原点がある。この時の熱意を取り戻そう」と強調した。
 そして、「中曽根がやろうとしてできなかった改憲を、安倍が貫徹しようとしている。乗務員制度解体にストを構え立ち向かう動労千葉の闘いは、職場から改憲を阻止する闘いだ。動労千葉がストに立ったら、支援する会はまっ先に駆けつける。その態勢を固めよう。動労千葉の闘いを伝えるビラをJR職場に配布し、1047名解雇撤回の署名と物販をあらゆる職場に持ち込もう」と訴えた。
 動労千葉からの報告を田中康宏委員長が行い、「国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃だったが、今、それに次ぐ歴史的な事態が起きている。東労組が解体され、膨大な数の労働者が組合非加入になっている。JRで労働組合をつぶせば『労働組合のない社会』にできるという攻撃だ。だから今、闘いに立つ」と宣言した。また業務の全面分社化・転籍と乗務員制度解体に突き進むJRと、数波のストを構え対決する方針を明らかにした。
 さらに、改憲阻止!大行進運動について、「教育労働者には教育労働者にしかできない闘い、公務員労働者には公務員労働者にしかできない闘いがある。その可能性を全面的に発揮しよう。秋の臨時国会から11月へ、従来のレベルを超えた闘いを」と訴えた。
 動労千葉争議団の中村仁さんが、解雇撤回をかちとる決意を表明した。
 改憲阻止へ全力で闘う態勢を固める
 討論では、各地区で改憲阻止!大行進の具体的実践が始まったことが報告された。闘う労働運動の再生にとって物販闘争の持つ意味の大きさも確認された。
 神奈川の運営委員が討論をまとめ、「従来の常識を破り、新しい人と真剣に討論し、運動の陣形を広げることが重要だ」と訴えた。
 第2部の懇親会で、支援する会は動労千葉組合員との交流を深めた。動労千葉組合員が並んで決意を述べた。川崎昌浩書記長が当面の行動方針を提起し、7月31日の1047名解雇撤回労働委員会の第1回調査への結集(9時45分、千葉県南庁舎前)を訴え、乗務員制度解体の攻撃と総力で闘う決意を表した。
 支援する会は、動労千葉とともに夏から秋の決戦を闘う態勢を打ち固めた。
写真「動労千葉がストに立ったら、支援する会はまっ先に駆けつける」と山本事務局長が熱く訴えた(7月14日 DC会館)

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