関西生コン支部弾圧弾劾
11月21日、国家権力・大阪府警は、全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部への新たな弾圧を強行した。武建一委員長を再逮捕し、武洋一書記長ら4人を威力業務妨害罪で逮捕した。これは関西生コン支部が昨年12月の輸送ゼネストの一環として実施した、宇部三菱大阪港SS(セメント出荷貯蔵基地)と中央大阪生コンにおけるストライキを口実とした弾圧だ。
11月21日付産経新聞は「武被告と3容疑者は、ほかの幹部らと共謀。昨年12月12〜13日、……ミキサー車の前に立ちふさがるなどして、業務を妨害した疑い。武被告は、当時現場にはいなかったが……一連の行為を指示した」と報じた。労働組合がストを協議したこと自体を犯罪とする、共謀罪弾圧そのものだ。
しかし、この間の大弾圧に関西生コン支部の全組合員が完全黙秘・非転向で団結を堅持して闘い、弾圧をその根幹で粉砕している。改憲・戦争の時代の共謀罪との闘いに攻勢的に挑み、勝利している。「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!12・8集会」(午後6時30分、大阪市立中央区民センター。主催・労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会)にすべての労働者は結集し共に闘おう。
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