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民主労総ゼネスト連帯各地で行動 広島 8・6ヒロシマの成功誓う

20150626j-1.JPG 広島連帯ユニオンと動労西日本が呼びかけた実行委員会の主催で、「民主労総ゼネスト連帯!6・21広島行動」が行われ、集会と市内デモに40名が参加した。
 集会の主催者あいさつに立った動労西日本の大江委員長は、安倍と安保国会を痛烈に批判。「本日の闘いで韓国ゼネストと連帯し世界と自らの職場を変えていこう」と檄をとばした。

 続いて、昨年の8・6ヒロシマ闘争をともに闘った城西(ソンソ)工団労組(テグ市)のイムボンナム委員長からのメッセージが読み上げられた。イム20150626j-2.JPG委員長は、MERS事態とパククネ政権の第一次ゼネストへの弾圧を突き破り第二次ゼネストへ闘う決意を述べ、以下のように呼びかけた。「資本は、新自由主義体制の下で一つになって、私たち労働者を攻撃しています。国籍をこえて、性別をこえて、雇用形態をこえて『労働者は一つ』です。より多くの労働者を組織して、より多くの闘争を組織しなければならないという課題は明らかです。闘う労働者が世界を変えます。私たちは一緒に労働者が主人公になる社会のため、希望の紐を放さず、一歩ずつ前進していきましょう。トゥジェン!」。ゼネスト組織化の現場から寄せられた熱烈なメッセージに全体が奮い立った。
 広島連帯ユニオンの宮原青年部長が、第二次ゼネストへ向かう民主労総と連帯し日本におけるゼネストを闘い取ろうと基調提起を行った。「6・7国鉄集会が安倍打倒のゼネストを切り開く決定的突破口となった。国鉄決戦、動労総連合建設を軸にゼネストを闘いとる労組拠点建設をつくろう」「改憲阻止1000万署名運動をゼネスト組織化の闘いとして推進し、8・6ヒロシマ大行動を日韓連帯を軸に国際連帯闘争として勝ち取ろう!」と組織方針を鮮明にした。
 民主労総の闘いの歴史を描いたビデオの上映後、決意表明に移った。動労西日本の岡崎組合員は「国鉄決戦でゼネスト情勢をつくる。動労総連合は青年を獲得している。組織拡大で勝利する」ときっぱり述べ、高陽第一診療所労組、広大生協労組、自治体の非正規青年労働者の発言が続いた。広大学生自治会は6・15国会闘争を報告して安保国会決戦の先頭に立つ決意を述べた。8・6ヒロシマ大行動実行委員会の谷口事務局長は「『労働者の団結と国際連帯で核戦争を阻止できる』という展望をわが手にするところまできた。安倍と桜井をヒロシマの怒りで打倒しよう」と訴えた。
 最後に広島連帯ユニオンの鈴木委員長がまとめの提起と団結がんばろうを行い、デモに打って出た。ヒロシマは戦後70年攻撃の焦点であり、安倍・葛西の手先・桜井よしこら右翼反動分子が、排外主義宣伝をまきちらしながら反戦反核闘争の解体を策動している。だがそれは安倍への怒りを高めゼネスト情勢を促進するだけだ。デモ隊はこの右翼どもを圧倒し、「韓国ゼネスト連帯! 労働者はひとつだ! 戦争と首切りの安倍を倒せ!」と声を上げ、広島市民の共感のエールを受けながら市内中心部を原爆ドームまで進んだ。
 (広島・TK)

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