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郵政非正規ユニオン1日行動 八王子西局・荻窪局へ申し入れ

20150410c-1.JPG 郵政非正規ユニオンは3月28日、「新大阪局での雇い止め解雇撤回! JP労組中央の春闘裏切り妥結弾劾! 人間らしく生きられる職場と賃金を! 官製春闘粉砕!」を掲げ、合同労組八王子、労組交流センター全逓労働者部会とともに春闘1日行動を闘った。

 八王子西局でのS組合員の解雇から1年。この日の行動はS組合員の解雇撤回闘争をさらに断固として継続する宣言として、八王子西局での行動から始まった。朝7時からのビラ配布では、多くの労働者が受け取り、職場に入っていった。8時からの局前集会とシュプレヒコール(写真)の後、局側が一方的に打ち切った団体交渉を再開するよう要求した。それに対して局側はインターホン越しに「(団体交渉要求書は)郵便受けに入れておいてください」と繰り返すだけで、責任者も出てこないという許し難い対応に終始した。私たちは怒りを倍加させ、支店に向けて再度激しい弾劾のシュプレヒコールをたたきつけた。
 10時30分から1時間、荻窪駅北口で情宣活動を行った後、午後0時30分、荻窪局前に移動した。ここで、4・26杉並区議選での必勝をめざす東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦さんや西部ユニオンの仲間たちと合流した。
 荻窪局前でも非正規ユニオンの大きな「団結」旗を掲げてビラを配布するとともに、仲間たちが日本郵政と荻窪局を弾劾する発言を次々と行った。続いて、「2015年春闘要求」を議題とする日本郵便株式会社と荻窪局長あての団体交渉申入書の提出を行った。だが、対応にあたった管理職は当初、「担当者はいません」と言い張り、名前を名乗ることも拒否し受け取りを拒否した。このユニオン蔑視の姿勢を弾劾し抗議を続け、申入書を受け取らせた。
 その後、高円寺駅前で北島邦彦さんとともに街頭宣伝を行い、締めくくりとして総括集会を行って春闘1日行動をやり抜いた。
 今回の春闘1日行動をやり抜いた意義は大きい。結成から4年目を迎える郵政非正規ユニオンを、賃上げをかちとり、権利の獲得も実現する労働組合として本格的に建設していく1日となった。さらに青年を先頭に、郵政非正規ユニオン、合同労組八王子、全逓部会が杉並区議選と一体的に闘った。階級的労働運動路線そのものとして、春闘と選挙戦を軸に闘う実践そのものだ。
 西日本でも関西合同労組新大阪郵便局分会が3月末雇い止め阻止の3波のストライキを闘い、郵政決戦は全国に拡大しつつある。東京西部ユニオンのアメリカン・アパレル分会は東京都労働委員会で解雇無効の命令をかちとった。
 動労総連合を全国に建設し、展望を持って大胆に組織的に躍進しよう! 巨大郵政資本が危機におびえる今、2015年こそが勝負の年である!
(郵政非正規ユニオン執行委員長 齋藤裕介)

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