岡山、ゆうメイト解雇通告に局前抗議行動
岡山中央郵便局に期間雇用社員(ゆうメイト)として勤務する青年労働者A君に対して、8月29日、郵政資本は9月末での雇止め=解雇通告をおこなった。A君が職場で団結を求めて自らユニオンの分会を結成し、資本と徹底非妥協の職場闘争に立ち上がったことに対する報復だ。
A君が所属するユニオンと地域でともにたたかう仲間は、同日夕刻、ただちに緊急の局前抗議行動に起った。「不当解雇を撤回せよ」「団結してただかおう」「労働者は奴隷じゃないぞ」との訴えに、仕事を終えて出てくる労働者が次々に足を止め、ビラをうけとってゆく。
局舎の窓からは労働者が手を振って応える。現場の労働者と深くつながった抗議の宣伝行動に対して、岡山支店当局はなんと権力の導入を要請したが、押っ取り刀でやってきた制服警官は仲間たちの一糸乱れぬ抗議の前にまったく手出しできず退散した。労働者の団結の前では、いかなる弾圧も無力だ。
翌30日には、広島のゆうメイトの青年労働者にも雇止め通告がおこなわれたという。これが新自由主義の正体、民営郵政の正体だ。そしてこれとたたかわず資本と一体で生産性向上運動を進めるJP労組中央の裏切りと屈服の結果だ。
岡山のたたかう仲間はA君とともに週明け月曜日も早朝から抗議の局前ビラまきに起った。雇止め攻撃の張本人・田中支店長は、職制2人に両脇を抱えられるようにしてそそくさと局内に入っていく。何という無様な姿か!労働者の怒りを思い知れ!
A君をはじめ全国で相次ぐゆうメイト労働者への不当な雇止めを絶対に許さない。団結して反撃を強化しよう。
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