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雇い止め撤回へ 日本郵便本社に申し入れ行動

郵政非正規ユニオンなど多くの仲間が参加し、Oさん・奥野さんの雇い止め撤回を求め、日本郵便本社に向け声を張り上げた(4月28日 東京・大手町)

4月28日正午から、郵政非正規ユニオン、東京労組交流センター、合同・一般労働組合全国協の仲間は東京・大手町の日本郵便本社前に登場し、土曜休配の中止、芝局O組合員と晴海局奥野明子組合員の雇い止め撤回を求め街頭宣伝と日本郵便本社への申し入れ行動を行いました。
芝局のO組合員は今年1月23日まで晴海局で深夜勤に所属していました。しかし土曜休配によって深夜勤が廃止となり、それに伴う「意向調査」で芝局への「異動」が決まりました。その際、晴海局の番場郵便部長は「『異動』ではないので」とだまし、O組合員に「退職届」を出すよう求めました。異動先の芝局では「新規採用」として1月24日から3月31日までの短期契約といわれ、2カ月の試用期間が設けられました。この間、「書留や郵便の追跡調査」等の業務習熟の指示や指導は一切なく、「仕事のできないやつ」として雇い止めにされました。
深夜勤の廃止に伴う「異動」は有期雇用労働者でも、現行のまま他局への異動が「特例」として認められています。会社は3万5千人削減のために「特例」を隠し、O組合員を雇い止めにしたのです。絶対に許せません。このような犯罪的な行為を弾劾し、日本郵便に雇い止めの撤回を申し入れました。
奥野組合員は申入書で、「この国は本当に、非正規労働者を『モノ』としか認識していません。そんな国に一泡吹かせてやりたいと思います」「日本郵便によって精神障害を悪化させられ、もうやめようと思う時もあるけれど、支援してくださる多くの人に力になってもらっている」「日本郵便に勝つまで食いついてゆきます」と10年目の闘いを宣言しています。
申し入れ後、東京労組交流センター代表の山口弘宣さんが「O組合員への不当な雇い止めと芝局の状態は全国の職場で起こっていること。郵政労働者の反撃は日本の労働者の総反撃の『鬨(とき)の声』です」「5月1日メーデー反戦行動に決起しよう」と訴え、行動を終了しました。(郵政非正規ユニオン・H)

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