中国で闘う労働者と連帯し7・7ホンダ本社に抗議行動
7月7日、中国ホンダとストライキで闘う中国の青年労働者との連帯行動が、動労千葉と全国労組交流センター、全学連の呼びかけで取り組まれた。平日の真昼間の緊急行動だったが、東京・関東から労働者・学生約60人が参加した。
青山一丁目交差点、そびえ立つ「本田技研工業本社」前に「中国ホンダ・ストライキと連帯して闘うぞ!」の横断幕、「2人の労働者の解雇を撤回せよ!」「闘う労働組合をつくろう!」のメッセージボード、動労千葉や労組交流センター、全学連の旗、各地の合同労組ののぼりがところ狭しと林立した。道行く人びとにビラをまいて、ホンダ本社弾劾行動を訴えた。あちこちでビラを広げながら話しの輪ができた。
全学連国際部の松室しをりさんがマイクを握り、「ホンダ本社は、中国のことは中国で解決している、申し入れは受け付けないとの立場を表明している。私たちは闘う中国労働者と連帯し、ホンダ本社に要求します。ホンダは、中国ホンダ仏山工場の2人の組合指導者の解雇を直ちに撤回せよ! 中国ホンダの青年労働者が求めている闘う労働組合を認めよ! きょうの行動をアメリカ、ドイツ、ブラジルを始め世界に呼びかけました。新自由主義に対する闘いは全世界の青年を一つに結びつけています。未来は私たちのものです」と宣言した。集まった労働者が次々にマイクを握り、ホンダ本社に怒りをたたきつけた。
動労千葉の中村仁さんは「中国の青年労働者、世界の青年労働者の闘いにどう応えるのか。資本とどう闘うのかが求められている。資本と労働者は非和解だ。条件付きの闘いなんかない。資本をぶっ倒していく気概で闘いましょう」と力強くアピールした。
最後にホンダ本社に怒りのシュプレヒコール! 「2人のストライキ指導部の解雇を撤回せよ! 中国の労働者と連帯して闘うぞ!」(M)
この記事へのコメントはありません。