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共同作業所弾圧 「詐欺」事件でっち上げを粉砕 高橋道子さんを奪還

20170226d-1.jpg 2月15日「詐欺」事件でっち上げで不当に逮捕されていた高橋道子さんを、24日午前11時、奪還・釈放を勝ち取りました。不当逮捕弾劾緊急署名はわずか数日間で全国から300筆を越え、檄文とカンパが集まりました。皆さんの数々のご支援、本当にありがとうございました。
 今回の弾圧は、横浜市内の社会福祉協議会の研修室を国鉄1047名解雇撤回闘争支援の交流会や地域の労働運動を担う労働者との会合のために利用したことを「差額をだましとった詐欺」だというものでした。警察のこうした筋書きは、高橋さんの釈放されたことによって、完全なデッチ上げであることが100%明らかになりました。弾圧に手を染めた神奈川県警公安3課を絶対に許さない。恥を知れ!

20170226d-2.JPG 神奈川県警=安倍政権の今回の弾圧の狙いは、作業所そのものをつぶそうということでした。作業所が「津久井やまゆり園事件」を生み出す政府や資本家階級と真正面から対決しこれを打ち破る場になっているからこそ、今回の弾圧が強行されたのです。
 横浜の作業所「クーニーズショップ」で働く青年労働者は高橋さんと一緒に労働組合(合同労組かながわの分会)を結成し、訪韓し民主労総との国際連帯の取り組みも強めてきました。
 今回の弾圧がこうした作業所に対する弾圧であることを真剣な討論を行いはっきりさせ、団結して、「労働組合をつくって何が悪いんだ!」「作業所は奪われた労働を人間の共同性により取り戻す拠点であり、労働者=障害者=地域の人たちの拠り所である共同作業所で働き、生きるために活動することの何が犯罪なのか」と堂々とビラで訴え、連日の街頭街宣行動に決起しました。さらに動労神奈川の青年労働者ものぼりを出し決起しました。この青年労働者の決起が何よりも神奈川県警を追い詰め、弾圧を完全に粉砕したのです。
 神奈川の仲間は、高橋さんを奪還した翌25日にはただちに横浜「イセザキモール」での3月春闘行動を呼びかける街宣に決起しました。
 私たちは、3月国鉄決戦-3・4小田原春闘行動、3・19生きさせろ!非正規職撤廃! 神奈川春闘総行動(集会と横浜市内デモ)を全力で闘います。
 弾圧粉砕から動労神奈川を先頭に拠点建設・組織拡大へ闘います。ともに闘いましょう。

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