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東京西部集会 動労千葉田中委員長が講演「11・2日比谷への大結集を

20141009b-1.JPG   10月2日、「戦争と民営化絶対反対 東京西部集会」が、前日の動労千葉スト、前々日の鈴コン分会の大勝利の興奮を引き継いで100人近い参加で大成功した。集会前に9・11JR郡山工場闘争ビデオ上映、獄中40年の星野さん解放の歌・ソリダリティ合唱。

  集会冒頭は、呼びかけ団体を代表して、鈴コン解雇当該のユニオン吉本委員長、鈴コン共闘代表の花輪さんが、勝利報告を含めてあいさつ。解雇撤回・非正規職撤廃の原則を1ミリも曲げずに東京高裁で判決と同様の威力をもつ和解を資本に強制し「①解雇を撤回し11月半ばから原職復帰、②実質的な期限の定めのない雇用③、不当労働行為をしない」を鈴木資本に確約させた。20141009b-2.JPG参加者も興奮。小さな分会の巨大な勝利だ。吉本さんは「誤解する人はいないと思いますが、わが分会は自分たちから和解を求めたりしない。1歩も譲歩せず、こっちから3項目を飲めないなら和解などしないぞと高裁・資本と対峙し、資本を打倒してもぎ取った」花輪さんも「あのしたたかな女性社長が降参したのには驚いた。しかし闘いはこれから。勝ったと浮かれずにこの勝利をもテコにぼう大な非正規職をなくす新たな闘いの出発点にしよう、安倍の戦争政治は絶対に許さない」と熱い提起だ。
 続いて国鉄署名呼びかけ人の下山房雄さんが、戦後労働運動史に触れ、「今日ストも打てない労働組合の惨状の中、動労千葉に期待し、解雇撤回10万署名の呼びかけ人に加わった。国鉄闘争で労働組合を甦らせたい。国労大会の中の発言でも代議員から「千葉には原則的にストを闘う他労組がある。なぜ本部はストを提起しないのか」とある。現場組合員は闘いを求めてる、問題は指導部だ」と提起された。
  メイン講演は、前日外注化反対のストをうった動労千葉の田中委員長。「列車の安全守る仕事を外注化し始めた結果、安全は崩壊の危機だ。指先切断や、動労千葉の組合員もあわや大事故になる寸前の事態や、労災・事故が続出、労働者・乗客の命が脅かされている。JRの全労働者の団結めざす新たな闘いに入るきっかけは外注会社の時給900円の清掃労働者の動労千葉加入で、JRで働く青年、ベテランも、正規・非正規も、本体も外注先もすべての労働者の先頭に立つ闘いを求められた。7・1閣議決定で情勢は一変している。歴史の教訓は、労働組合が戦争に協力しなければ、戦争は止められることを教えている。イギリスを見ても新自由主義は社会を崩壊させ、資本主義発祥の国も分裂し展望はない。日本では国鉄分割・民営化が始まり。国家的な不当労働行為を暴いた。必死に闘って負けていない。労働組合が職場も地域も守る中心。国鉄解雇撤回闘争と外注化・非正規化との闘いで追いつめている。11・2の日比谷への大結集を訴えます」と説得力ある提起だ。
 地域の介護職場から「地域とも縁の深い職場。労組を甦らせるのは国鉄闘争です」、2つの自治体職場から「全国の自治体職場の民営化との闘いが始まっている。動労千葉と団結して労働組合の中の格闘に勝つ」、国労新宿の仲間から「国鉄分割・民営化で受けてきたあらゆる攻撃にも踏ん張ってきたが、動労千葉とともに国労の中で闘う仲間をつくる」、ユニオン青年部の民間労働者から「職場で闘いを始めた、腹固めて仲間づくりに挑戦する」、郵政非正規ユニオンの八王子西局の解雇撤回闘争と荻窪局で賃下げ撤回の勝利が報告され、「労働者が社会の中心。団結して闘おう」。さらに原職復帰を確定させた鈴コン分会が「職場の仲間が心から喜んでいる。団結こそ力」と発言。最後に北島邦彦東京西部ユニオン副委員長が「国鉄署名を集めよう、11・2日比谷に総結集しよう、10・21国際反戦デーはじめ反戦・反原発闘争も労働組合が中心に出よう」と方針を提起、「本集会をもって『国鉄闘争全国運動・杉並』を結成します」と宣言。闘う熱気にあふれた集会が大成功した。  (東京西部ユニオン・YS)

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