1. HOME
  2. ブログ
  3. 10・4 香川で国鉄集会 「動労総連合を建設しよう」の熱い思い

10・4 香川で国鉄集会 「動労総連合を建設しよう」の熱い思い

20141009a-1.jpg 10月4日(土)、香川国鉄集会を開催しました。集会は、動労西日本の山田和広書記長を講師として、約1時間の開催でした。特に、山田書記長から9・11郡山闘争等の報告を受け、参加者一同ここ香川の地に、全国に「動労総連合」を建設しようという思いを熱くしました。この間、8月末の早朝、通勤時のJR四国多度津工場に「9・11郡山総合車両センターの外注化阻止」のビラ入れをし、9月末、郡山闘争の報告として、「前進」を90部入れました。多くの青年労働者が、「ご苦労さん」と言って受け取りました。

 安倍政権の7・1集団的自衛権容認の閣議決定は、日本を「戦争放棄の国」から「戦争をする国」に大転換させる歴史的攻撃です。「戦争協力拒否」を原点に闘ってきた教育労働者の深い怒りがわき上がっています。「教え子を再び戦場に送るな、青年よ再び銃を取るな」の日教組のスローガンが、1951年に採択され掲げられてきました。
 しかし、今日の日教組は、「戦争と改憲攻撃を推し進めるために、公務員の既得権や労働条件を「最後の岩盤」だと言ってたたきつぶそうとしている安倍政権に対決することをしません。日教組運動をどうしようというのか。
 私たち日教組香川三観地区教職員組合は、日教組香川に「とってかわる」ため、動労千葉や動労水戸のように、「ストライキ」で闘える組合にするため、組合の団結を深めるため、国鉄闘争全国運動に賛同し、動労千葉を支援すること、さらには反原発、藤田裁判(人事評価制度)を支援することを決議しました。そして、実践を積み重ねてきている段階です。
 最大の決戦は、国鉄決戦です。「4・9」政治和解による、体制内勢力の権力・資本への屈服を絶対に許すことはできません。「1047名解雇」を絶対に許すことはできません。
 27年前に強行された国鉄分割・民営化が、戦後最大の労組破壊攻撃であり、大量首切りの攻撃でした。
「国労をつぶせば総評・社会党が崩壊する。明確に意識して国鉄分割・民営化をやった」
「行政改革でお座敷を大掃除して床の間に立派な憲法を安置する」・・(中曽根元首相発言)
 中曽根元首相は、国鉄分割・民営化の目的が労働組合の破壊と改憲にあったと公言しています。国労・全逓・自治労・日教組の4大産別の解体を狙った攻撃なのです。
 だったら、労働組合として「団結」しようではありませんか。「団結」「ストライキ」で、敵の攻撃を打ち破ろうではありませんか。日教組香川の運動に責任を取り切るためにも一に実践、二に実践、実践あるのみです。その実践を総括し、教訓化し、普遍化できればと考えています。青年労働者の声を聞き、職場で団結し、長時間・過重労働と闘い、「職場」と「労働」を現場労働者の主体的意思と団結のもとに取り戻すことが安倍への最大の反撃です。
 文部省(当時)との「パートナー路線」で5項目の職場闘争方針を放棄しました。これが、今日の安倍教育改革に現場を明け渡す結果をもたらしています。だからこそ、体制内指導部に「とってかわる」階級的労働組合が求められているのです。「命」と生活を守る労働組合が求められているのです。国鉄分割・民営化絶対反対で闘う動労千葉・動労水戸を先頭とする11・2全国労働者総決起集会に教育労働者こそ大結集しましょう。(日教組香川三観地区教職員組合 K・S)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択