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闘いの柱は国鉄闘争 北海道で改憲阻止の集会

20181004b-1.jpg 9月23日、札幌市東区民センターで「改憲案国会発議阻止!9月末派遣労働者大量雇い止め許すな!JR北海道による路線廃止―地方切り捨て反対!」を掲げて国鉄闘争全国運動・北海道主催の労働者集会が開催され、26人が結集しました。(写真
 自治体の仲間が、「地震被害を大きくしたのは防災予算削減。新自由主義のもとでは生きられない。労働運動の力で社会を変えよう」「9条改憲しても労働者が戦争協力を拒否したら戦争できない。労働組合をめぐる攻防に勝ちぬいて戦争を止めよう」と開会のあいさつ。

 続いて自交総連SKさくら交通労組の河野晃興委員長が基調報告。「安倍政権は、秋の臨時国会で改憲案を提出し、クーデター的な強行突破を狙っている。労働者の『戦争・改憲阻止!』の巨大な闘いをつくり出すために、本集会をその出発点にしよう。11月4日の日比谷の全国労働者集会、改憲・戦争阻止の大行進運動に絶対1万人を結集させよう」と集会の課題を鮮明にしました。
 「①改憲阻止の攻防の最大の戦場は労働現場、大学キャンパスで、地域。②闘いの柱は国鉄闘争」と方向性を提起しました。今回の北海道胆振(いぶり)東部地震に触れ、「ブラックアウトを引き起こした北電は路線を切り捨てるJRと同じ。民営化は悪だ」と指摘しました。
 「『闘う労働組合再生の大作戦』(動労千葉・田中委員長)の実践として「現場の闘いが問われている。あらゆる職場に闘う労働組合をつくろう」「私のタクシー職場の現状は、9月20日の団交で対決が非和解的に。会社は地労委のあっせんを無視して一方的な賃下げを宣言。職場の課題を精一杯闘い、それを改憲阻止と一体で闘う」と決意を表明しました。
 その上で、「UAゼンセンは改憲推進の大会決議を断念し、電機の仲間の職場でも流動化が起きている。改憲阻止決戦は自治労と日教組をめぐる攻防が最大の焦点となるが、千葉では平和教育を続ける教育労働者が改憲・戦争阻止!大行進に合流した。北海道でも大行進運動を立ち上げよう。9月末の派遣切りと闘おう。無実の星野文昭さんを取り戻そう。青年・学生の力で社会を変えよう。すべての力を11月労働者集会1万人結集につなげよう!」と結びました。
 連帯のあいさつで、動労総連合・北海道の長尾信一委員長は「復旧は労働者が担う。その労働者が真っ当に評価される社会を実現しよう」、合同労組の仲間は「資本主義と戦争は不可分一体。労働組合を先頭に、共謀罪にも屈せず、国際連帯で資本家を打倒しよう」と訴えました。活発な討論をへて、最後に集会決議が採択されました。(札幌 J・S

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