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三里塚で第76回一斉行動、A滑走路深夜運用を弾劾

第76回空港周辺一斉行動の朝の打ち合わせに集まった三里塚反対同盟と支援連の仲間たち(10月6日 成田市天神峰)

10月6日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は78回目の空港周辺情宣一斉行動を行った。朝8時半、成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れに集まった仲間は反対同盟事務局の伊藤信晴さんの司会で朝の打ち合わせを行った。
また、前日に匝瑳市で安倍農政の講演会を行った全国農民会議共同代表の小川浩さんが講師と一緒に参加した。
冒頭に市東さんがあいさつした。「10月に入りA滑走路の運用時間延長が目前となった。反対同盟が行って説明をし、住民の意見を聞くと、空港の問題がいろいろと出てくると思う。ぜひ住民と呼吸してきてもらいたい。また、台風被害でまだ空港周辺のみなさんが奮闘しているので、反対同盟も協力していきたい。今日一日がんばろう」
続いて、小川さんが発言した。「昨日の講演会は、台風の後始末もほとんど手付かずという中で人が集まるかどうか心配したのですが、多くの方に参加して頂きました。昨日の講演で驚いたのはアメリカの農産物を輸入するのに安全基準がどんどん緩和されていることです。うじ虫やハエが入っているような作物でもどんどん入ってくる。自由貿易協定は農民だけでなく消費者全体にかかわる大きな問題です。今の安倍農政を変えるためにも市東さんの農地を守る闘いを広げ、その中に日本農民の未来もあることをはっきりさせていきたい」
続いて講師からは、「最後まで熱心に聞いていただき大変感謝しています。農業に関して安倍政権ではダメだという共感が広がってきている。反転攻勢の芽は育っているとの確信を持ちました」と語った。
伊藤さんが「市東さんの闘いがNAAを追い詰めている。第3滑走路予定地の住民95%から同意書を取ったといっているが、NAAは変更許可申請を直ちには出せない。私たち自身が闘いの確信を深め、継続的に訴えていくことが力になる」と呼びかけた。
今回用意された反対同盟ニュース第72号は、1面で請求異議裁判控訴審が東京高裁で始まり、1336通の要望書を提出したことを報じている。2面では、田村明比古NAA社長が、これまで便数制限されていた午後10時台と開港以来原則禁止されていた11時台の発着便数が、10月27日以降、合わせて週113便になると発表したことを受け、改めてA滑走路の運用時間延長を弾劾する内容だ。さらなる便数増加を宣言する田村社長を許すことはできない。
3面では、地元被災者を放置し、企業の利益を優先する「命よりカネの」社会を変えようと呼びかけるものだ。また、NAAが国交省の着陸制限を断り、大混乱を招いた謝罪もしていない田村NAA社長を弾劾している。
4面の地域住民の声では、停電が回復せずエアコンが使えない中で飛行機をバンバン飛ばすNAAへの怒りの声、住民の命よりも企業の利益という国と行政のあり方への決別を訴える横芝光町住民の声を紹介している。
一同、同盟ニュースを手に周辺地域へと飛び出した。
9日間に及ぶ停電が続いた芝山町では、ビニールハウスの被害はいまだに手付かず、倒木もいたるところで放置されている。そんな中、「相川勝重町長が防災無線で対応の遅れについて謝罪めいたことを言っていたようだが、今さらなんだ」「移転は大変。本音はこのままがいいと言っている。95%の同意書をNAAが得たと発表しているが、個人からはそこまでは得られていない」という声が寄せられた。
成田市の農村地域では、「花の損害は保険適用されない」「ハウス1棟につき100万円の損害」と台風被害について様々な声が寄せられた。さつまいもの収穫・出荷が始まり農作業に追われる農家からは、「第3滑走路はできない。騒音問題を徹底的に追及して建設をあきらめさせたい」「いつもニュースをみている。市東さんを応援します」と激励の声。さらに、「ハウスがだめでも露地でつくれる。百姓の底力を見せてやる」と意気込みを語る農家もあった。
多古町の住民は、「9月10日に屋根の修理を頼んだが、10月に入っても来ない」と語り、復旧が遅れているのは政府・東電によって人災であるとの怒りを共有した。
午後4時半、再び離れに集まり一日の集約を行った。次回行動日は11月17日。
(N)

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