12・10京大処分撤回集会でキャンパスが解放区に
京都大学の有志学生を中心とする実行委員会が呼びかける「京大学生処分撤回・阻止 12月緊急集会」が12月10日昼休み、京都大学総人広場で開催された。
京大生を先頭に全国学生、教員、市民などが大挙結集し、それぞれが思い思いの言葉で、処分が当該学生だけでなく全員の問題であることを訴えた。
処分当該の学生もみこしに乗って登場して総人広場を練り歩き、自分たちがなぜ処分を受けても声をあげているのかをアピールした。
その真剣な訴えに多くの学生が足を止めて聞き入った。
集会の3日前に京大当局は「告示第5号」を出し、この集会は「無許可集会」だから「法的措置も含め厳正に対処する」と言って妨害しようとした。
当日も大量動員された京大職員が処分当該学生を排除しようとするも、これを跳ね返して集会が貫徹された。
参加した学生は異口同音に「学生の団結の力を実感した」と語り、京大の闘いを先頭に全国大学で自治会再建はできるという展望をつかみとった。
この日、京大キャンパスはまさに解放区と化した。
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