12・9広島で「第3波広大反戦集会」打ち抜く
12・9、「第3波広大反戦集会」を打ち抜いた! 12・4広島市内で緊急の反戦デモが行われ、戦争絶対反対の宣言を発した。そして、「反戦反核のメッカ」・広島大から「朝鮮侵略戦争阻止! 菅政権打倒!」の火の手をあげたのだ。
正午「今日の集会は、日米合同軍事演習の真っ只中で行います!米日による朝鮮・中国侵略戦争阻止の意思を示そう!」という司会の呼び込みにキャンパスの注目が集まる。
冒頭、全学連の学友が高らかに基調報告。「訴えたいことは三つ! 一つに、米日は朝鮮侵略戦争をやろうとしている。戦争をとめるために、菅政権を打倒しよう。二つに、アメリカは余裕があって戦争しているのではない。激しい危機ゆえに、国内の怒りを外にねじ曲げるため侵略戦争をやっているのだ。三つに、全世界の労働者・学生が団結して、世界を変える時代の到来だ!」
さらに先週東京で闘い、12・7上智大学反戦集会に参加した広大生が発言! 「日米軍事演習下で、上智大では当局の職員20人、監視用のカメラ、警察の弾圧体制をぶちやぶって、反戦集会が勝ち取られた!」「田母神の『日の丸』デモや、日本共産党のリクルートスーツ・パレードに社会を根底から変える力はない。自分のキャンパスから行動に立ちあがることこそ、戦争を止め、社会を根底から変える力だ」と力強く訴えた。
最後に、沖縄闘争へのアピールだ。「この軍事演習で基地の島=沖縄はすでに準戦時下だ。戦闘機が深夜・早朝関係なく離発着し、PAC3までが国道を使って移動された」「菅政権は新防衛大綱で、沖縄への陸上自衛隊配備の強化など、沖縄を拠点に戦争をしようとしている」「しかし沖縄の基地撤去の怒りはますます高まっている。沖縄と連帯し、学生運動を復権させよう!」
集会は、全国・全世界の学生との連帯として闘われた。この日、ロンドン学生組合は学費3倍化を進める政府・資本家に宣戦布告し、「ロンドンに結集せよ」と全国大学に呼びかけている。大失業と戦争の時代、すべての怒りの最先端で行動しているのは、どこでも学生だ!
極寒の西条(東広島市)キャンパスも、昼休みの時間は太陽が照った。スペイン広場の階段に座って集会をじっと聞き入る学生。訴えを聞いてビラを受け取りに来る学生。ビラの受け取りは後期最高だった。 (広大 R・D)
この記事へのコメントはありません。