4・25法大、権力の厳戒体制ぶち破り法大生の怒りが大爆発
4・25法大闘争は、法大当局―国家権力の弾圧体制をぶち破って、法大生―全国学生の怒りの火柱をあげる感動的な闘いとなりました!
法大当局は4月22日(火)、法大生をデモに合流させないために、「組織的業務妨害団体がデモを呼びかけているから当日は外濠門を封鎖する」という異例の予告メールを全法大生に流しました。しかし、文化連盟の徹底弾劾と法大生の怒りの高まりに恐怖した法大当局は、当日になって封鎖を断念。「文化連盟が押している!」(サークル員の声)。外濠校舎前は集会に合流してきた数百の法大生で占拠され、解放空間となりました!
斎藤郁真全学連委員長の「学生注目!」のかけ声のもと、いよいよ法大解放闘争が始まります。文化連盟委員長・武田雄飛丸君が、「口先では『脱原発』『反秘密保護法』『改憲反対』を叫ぶ一方で、法大生に『デモに出るな』と恫喝する田中優子総長をぶっ飛ばそう。ともにデモに出よう!」と訴えました。さらに首都圏の新入生が次々と「学祭を自由にやらせろ!」「学生管理強化反対!」「学生を弾圧する法政大学を絶対に許せない!」「ともに立ちあがろう!」と渾身のアピール!
続いて、文化連盟が法大当局に申し入れ書を提出。「無罪に謝れ!」「処分を撤回しろ!」――しかし法大当局はまたもや受け取りを拒否し、あげくの果てには、制服警官と公安警察に守られながら逃げる始末。田中優子新総長は、これで実に5回目の受け取り拒絶です。「申入書を受け取れ!」「警察は帰れ!」「田中優子総長は出てこい!」――ここで法大生の怒りは沸点に達し、「もっと近くに行こう!」と、武田君たちのもとに押し寄せるように集まります。国家権力と法大当局を完全に包囲し、「ふざけるな!」とともに声をあげます。「外においでよ」とキャンパス内の友達に電話する法大生も! 法大生の大結集によって、弾圧を狙う国家権力の意図は完全に粉砕されました。
13時半、いよいよデモに出発。 「デモに出よう!」の訴えに応えて、多くの法大生が続々とデモに合流! 封鎖を実力でうち破ったことによって生み出された画期的事態です。「ビラを読んで来た」という新入生の女子学生グループは、昼休みの最初からデモの終わりまでフル参加。「総長室に自分も行きます」と飛び入り参加した新入生は「これが公安警察か。許せない!」と怒りを表明。サークル員グループも堂々とデモに合流しガッツポーズ。
武田文連委員長を先頭に、首都圏の新入生が「法大を解放するぞ!」「処分を撤回しろ!」と次々とデモコールに決起。沿道からも「学生がんばれ」と熱い注目。フレッシュで解放感が満ち溢れるデモを貫徹しました。
デモ終了後に武田君が、「4月就任以降の1ヶ月間で田中優子新総長の正体を完全に暴いた。大学の欺瞞に満ちた『権威』をぶっ飛ばさなければいけない。『リベラル』を売りにして安倍政権の大学改革を『左』から補完する田中総長は、『グローバル人材の育成』を掲げて安倍政権の経済侵略に加担し、大学間競争に生き残るために学生を弾圧している。われわれはこういう連中と闘っている。法大闘争は学生のみならず、99・9%の人々の闘いだ。全国の大学で闘いを拡大して、再び法大に集まろう!」と熱烈な呼びかけを発しました。その後は、文部科学省に「大学改革」反対の申し入れ書提出行動を行い、一日行動を貫徹しました。この日の行動はツイキャスでも同時配信され、8000を超える人々が注目しました。
法大生の怒りの決起と、首都圏学生の大合流をかちとり、法大闘争は3万法大生の総決起と法大自治会建設、そして東大を先頭に巨大な首都圏学生運動をつくり出していく新段階に突入しました。闘いはいよいよこれからです。 武田君の処分撤回闘争を大爆発させ、法大・田中総長を打倒し、革命勝利に向かって進撃します! 法大生―全国学生は、闘う沖大生と連帯し、沖縄闘争に総決起します! ともに闘おう! (法大・洞口朋子)
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