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八王子西郵便局解雇撤回集会 当該のS君が鮮烈な決意

 20140424c-1.JPG4月19日、八王子労政会館で「八王子西郵便局は青年の未来を奪うな!4・19解雇撤回決起集会」が、郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子、三多摩労働組合交流センター、全国労働組合交流センター全逓労働者部会の共催で開催され、都内・近県の闘う労働者と市民90人が結集しました。集会は、郵政非正規ユニオンと合同労組八王子の組合員であるS君に対する八王子西郵便局による違法・不当な解雇を撤回させるための総決起集会として、当該のS君と青年労働者が全体を牽引(けんいん)して意気高くかちとられました。

 冒頭に主催者あいさつと経過報告が行われ、続いてS君が元気いっぱいの姿で登壇。「この解雇は自分だけの問題ではありません。これから入社してくる若い労働者や他の仲間のことを考え、このまま黙っていてはならないと決起しました」「一緒に闘う仲間をつくることで解雇を粉砕できると、鈴木コンクリート工業分会の勝利が教えてくれました」「革命の時代の到来を心から喜び、資本主義打倒の最先頭で闘います」。この鮮烈な決意表明に会場全体が万雷の拍手で応えました。
 続いて郵政非正規ユニオン齋藤裕介委員長が基調報告。「西部ユニオン鈴コン分会の歴史的勝利に続いて、八王子西局の解雇撤回闘争も時代の最先端を切り開く全国的な闘争としなければならない」「郵政非正規ユニオンと地域の合同労組が団結して立ち上がった時、巨大資本と強権的政治支配をも超えられる」「団結こそが青年労働者の希望だ。国鉄10万筆署名を職場と地域で展開する力、そして6・8国鉄全国集会をかちとる力が時代を開く」と、闘いの方向性を提起しました。
 青年労働者のカンパアピールに続き、ともに闘う仲間が次々と発言。解雇無効の勝利判決をかちとった鈴コン分会の吉本伸幸書記長は「JP労組は何やっているんだ。仲間がクビ切られているのに闘わないのか。解雇は労組が闘わないことを前提にしている。組合が団結して闘えば、おれたちのように3カ月雇用でも勝てる」と檄(げき)を発しました。小竹運輸グループ労組と支援共闘の仲間は「労組はなめられちゃダメだ」と闘志を表し、檄布とカンパを寄せました。
 労組交流センター全逓労働者部会を代表して銀座局の星野勝紀さんが「銀座局の拠点化をもって応える」と決意表明し、さらに全国の仲間からのメッセージが紹介されました。新たに戦列に加わった弁護士、地域で闘う労働者、14春闘で賃上げをかちとった日本機械工業労働組合の青年の決意が続きました。
 最後に行動方針が提起され、最高裁に向けた国鉄解雇撤回10万筆署名を推進し、5・1メーデー、6・8国鉄全国集会に全力で取り組むことが満場の拍手で確認されました。
(合同労組八王子・IS)

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