「都立病院つぶすな!」と東京労組交流センター女性部が街頭署名
12月27日、東京労組交流センター女性部はJR中野駅前で昨年9月から毎月続けている「都立病院をつぶすな!」の街頭署名行動を行いました。(写真)
医療は、行政が公的に保障しなければなりません。しかし現実は民営化により金もうけの手段になってしまっています。民営化は労働組合破壊です。私たちにとって都立病院の独立行政法人化は絶対反対しかありません。
街頭での反応もまずまずです。この問題を知らない人も多く、驚きと怒りの声が上がります。知っていて自ら署名を求めてくる人もいます。また男性の反応も良いことが特徴です。この日、署名用紙を5枚預かってくれた人もいました。
ある人から郵送で返ってきた署名用紙にメモが同封されていました。「早速周りの人に話し書いてもらいました。少しでも知ってもらい医療を守りたいですね。コロナに負けず、できることでお互い頑張りましょう。私もナースです」という内容に、大変勇気をもらいました。保育園民営化反対署名を街頭で取り組んだ時も民間保育園で働く保育士の反対の思いを強く感じましたが、現役の看護師さんたちの危機感は計り知れないものがあります。私たちももっと医療や介護の現場に肉薄していかなければと思います。
「民間の病院も経営できているよね、何が悪いの?」という素朴な疑問には「採算をとるために患者を金になるかどうかで見るようになるのです。労働条件も引き下げられるのです」と言って署名をしてもらいましたが、もっと丁寧に答えられるようになりたいです。12月の船橋二和病院労組、一葉会労組のストに学び闘っていきたいと思います。(東京労組交流センター女性部・樫村美恵子)
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