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法政大、沖縄大で集会・デモ/全学連が弾圧を粉砕し団結固める

全学連は全国学生の連帯参加をもって、10月6日に法政大学で、8日に沖縄大学で集会・デモを行いました!

■当局の規制強化に怒りの反撃/法大

4年半ぶりに行われた法大デモ。法政大学と私大連盟を直撃するコースで「学費減免」「サークル規制反対」などの怒りをたたきつけ、法大生の圧倒的注目と合流をかちとった(10月6日 東京都千代田区)

法政大はコロナ禍で学生が苦境に追い込まれる中、「法政ミュージアム」なる大学当局の自己満足のための施設の建設費を学費に上乗せしました。また、コロナ対策と称してサークル員の「個人的な飲み会」すら禁止し、発覚した場合はサークル全体が学祭への参加を規制されるという連帯責任制が敷かれ、「稼げない」学生活動を壊滅に追い込もうという意図をむきだしにしています。自主法政祭への規制もますますひどくなっています。
全学連・法政大学文化連盟はこの現状を弾劾する法大生のメッセージを集め、6日に首都圏諸大学の仲間たち、さらに処分阻止・撤回運動を力強く闘う京都大学の仲間も参加して行動を打ち抜きました。久しぶりの法大デモはデモ前のアピールタイムから法大生の注目と合流を勝ちとり、デモも沿道から大注目でした。
また、この行動は私立大学の学費減免要求を退けるために大学当局間の連携を組織してきた私立大学連盟への抗議デモとしても闘われました。減免要求に対する各大学の返答は私大連盟が発した声明と同じであり、大学当局との直接交渉にまで運動が進んだ所では当局が「私大連盟に所属しているからウチだけ学費を下げられない」と強弁。この構造に対し、学生たちが大学の垣根をこえてデモを闘ったことは重要でした。

■赤嶺君への不当な処分許さぬ/沖大
沖縄大学では、不当処分阻止、改憲・戦争阻止・基地撤去、学費減免を掲げて闘いました。反戦闘争と学費減免を訴え、学生自治の復権を目指して不屈に闘う赤嶺知晃(ちあき)沖大自治会委員長に対し、沖大当局は今年5月の沖縄闘争の際の学生集会を理由に(沖大はキャンパスでの集会やビラ配布を一律禁止している!)、さらには

赤嶺知晃(ちあき)沖大自治会委員長がマイクを握り、キャンパスに向かい「学生の力で沖縄大学を変えよう」と訴え(10月8日 那覇市)

夏休み期間の演説が「静穏な環境を害した」として処分を狙っています。全国の学生はこの理不尽に怒り、緊急の集会・デモを構えたのです。この行動には初めて沖縄を訪れた仲間も参加し、大注目となりました。
沖大当局はこの間、赤嶺委員長に連帯して共に沖縄で闘い始めた仲間の登場と、積み重ねた赤嶺委員長への沖大生の信頼に押され、警察権力をキャンパスに呼び込んで凶暴な弾圧を狙ってきていました。処分策動を弾劾する9月の申し入れも拒絶しました。しかし、この日は、赤嶺さんの激しいアジテーションと、東大など全国から結集した仲間たちの連帯アピール、そして何よりもこの決意に応える多くの沖大生の注目があり、ついに当局は9月には拒絶した申し入れ書を、今回は受け取らざるをえませんでした。沖縄大学の現実をわずかであれ、学生の力で変えることに成功したのです。集会後のデモも元気よく打ち抜き、団結を固めました。

■改憲・戦争と闘う学生運動の爆発へ
法政大学・沖縄大学当局は共に新自由主義大学の象徴であり、これは学生の団結と抵抗を封じ、改憲・戦争国家化へ進もうとする日本帝国主義の攻撃の一環です。ついに政府が「稼げる大学」というむきだしのスローガンを掲げた今こそ、反撃の時です。全学連は、労働者民衆の闘う団結の拡大へさらに突き進んでいきます!(全学連 N)

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