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「大行進」が憲法審査会の開催を弾劾/改憲翼賛国会に怒り

全学連を先頭に「大行進」が憲法審査会の開催を弾劾(2月17日 国会前)

2月17日、改憲・戦争阻止!大行進が主催して、憲法審査会開催弾劾の国会闘争が闘われた。岸田政権と維新の会、国民民主党が憲法審査会の毎週開催で合意する中、立憲民主党が「改憲論議そのものは否定していない」などとして開催を容認したのだ。「憲法審査会を今すぐやめろ!」「大軍拡の防衛予算を許さないぞ!」「改憲・戦争の岸田政権を打倒するぞ!」――大行進呼びかけ人の森川文人弁護士や全学連を先頭に40人が結集し、岸田政権と改憲翼賛国会に怒りをたたきつけた。
米日帝による中国侵略戦争情勢の激化の中での、ウクライナをめぐる一触即発の戦争危機、そうした中で岸田政権による改憲=戦争国家への大転換の攻撃が急加速している。1月26日の国会答弁で岸田は、集団的自衛権として敵基地攻撃能力を行使する狙いを明確にし、2月16日には岸防衛相が自衛隊戦闘機が相手領空内に入って軍事拠点を爆撃することができると言い放った。補正予算と合わせて6兆円を超える大軍拡予算と一体で、「専守防衛」の建前もかなぐり捨てて先制攻撃も合法化するような、とんでもない議論が噴出しているのだ。
さらに沖縄を中心に、対中国の侵略戦争へ向けた実戦さながらの訓練が激化している。1月後半から2月にかけて連日、米軍が沖縄県内や周辺海域で訓練を行っており、そのすべてが米海兵隊の対中国の新作戦「遠征前方基地作戦(EABO)」に基づくものだ。自衛隊もこれと一体となって動いている。国会前集会では全学連からの熱烈なアジテーションに応え、沖縄の出撃拠点化・最前線基地化と対決し、安保粉砕・全基地撤去の沖縄闘争を闘いぬく決意もみなぎった。
翼賛国会の対極で改憲・戦争への労働者人民の危機感と怒りはあふれている。自民党が5月連休前までに全都道府県で改憲集会を開くなどと言っているが、これを圧倒して粉砕するような改憲・戦争阻止の声を全国から巻き起こそう。大行進を先頭に、国会を包囲する改憲阻止・岸田打倒の巨大な闘いをつくり出していこう。

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