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核燃料搬出と再稼働やめろ  柏崎刈羽原発に抗議行動

原発を望む海岸で抗議集会

NAZENにいがたは9月24日、東京電力による使用済み核燃料の青森県むつ市の中間貯蔵施設への搬出強行に対して、抗議行動に決起しました。この核燃料搬出は、柏崎刈羽原発の再稼働と「核燃料サイクル」に執着する国家あげての重大攻撃です。福島、長野の仲間も駆けつけ、一緒に闘いました。
私たちは午前10時、柏崎刈羽原発を望む新潟県柏崎市の荒浜海岸に結集した県内の労働者・市民50人とともに抗議集会を行い、「むつへの核燃料搬出反対」「再稼働反対」のシュプレヒコールをあげました。遠くに原発の排気塔と防波堤が見え、使用済み核燃料はそこから専用船で運ばれました。
夕方はJR柏崎駅前に移動し、駅前を席巻する街頭宣伝を行いました。1時間あまりで用意した200枚のチラシを全部まき切り、高校生たちとの討論がいくつも起こりました。原発に関係する人が多くいる柏崎市ですが、市民の原発への危機感は強いと感じました。
「再稼働と核武装やめろ」「使用済み核燃料 むつ搬出反対」のプラカードはマスコミ各社から注目を集めました。いま日本帝国主義が柏崎刈羽原発の再稼働を急ぎ、27回も延期を繰り返している青森県六ケ所村の再処理工場の完成に固執するのは、核武装のためであり、中国侵略戦争・核戦争に突進するためです。県内で再稼働反対の運動を全力で闘う、その第一歩としてこの日の行動を闘いました。(NAZENにいがた・山口敏昭)

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