動労西日本が芸備線廃線反対でJRに申し入れ
動労西日本は9月21日、JR西日本中国統括本部(中統)と広島支社に対し、芸備線廃線化のための再構築協議会設置に反対する申し入れを行いました。その後、組合員を先頭に広島・岡山、関西から結集した仲間30人余りが、戦争反対・芸備線廃線絶対反対の広島駅周辺を一周するデモ行進を打ち抜きました。
この闘いは、JR西との団体交渉での回答が、芸備線廃止に関して何一つ会社の見解を組合に伝えない全く不誠実なものであったことを弾劾して闘われました。また、会社が「赤字線区」芸備線の廃線化をもくろんで、10月3日にも再構築協議会の設置を国交省に要請しようとしていたことに対する先制的な反撃として取り組まれました。
そして何よりも、この社前闘争は世界戦争の様相を呈しているウクライナ戦争への岸田政権の参戦化に対して、「絶対反対! 岸田を倒せ!」と訴え、怒りをたたきつける行動でした。
社前の集会では、関西や地元・広島の自治体労働者から、ともに闘う熱烈なエールがありました。
本社・窓口は「広島では申入書は受け取らない」と強硬な態度でしたが、原田隆司委員長を先頭に、断固として広島現地での闘いを打ち抜く決意を突きつけて、中統の幹部に受け取らせました。大勝利です。
にわか雨が降る中を意気軒高とデモ行進を貫徹し、中統前での「芸備線廃線絶対反対」「団結ガンバロー」で締めくくりました。(動労西日本 奥村毅)
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