12.9新宿反戦デモ/ガザ虐殺拡大に怒り
12月9日、改憲・戦争阻止!大行進東京の主催で、新宿反戦デモが360人の結集で打ち抜かれた。
デモに先立ち、午後2時から新宿駅東口のアルタ前で街頭宣伝とリレーアピールが行われた。近くでは反戦、パレスチナ連帯を訴えるアラブ、ムスリムの人たちもスタンディングを闘い、東口広場は闘う人々でいっぱいになった。警察や右翼も妨害できず、さながら解放区のような状況が現出した。
全学連の学生が司会を行い、8日の国連安保理でアメリカが拒否権を行使してガザ停戦決議を否決したことを徹底弾劾し、新宿デモを戦闘的に闘うことを呼びかけた。
大行進呼びかけ人の森川文人弁護士は「人権や人道をかたりながらイスラエルの大虐殺を支持する帝国主義のペテンに、世界の労働者民衆は怒りを高めている」と語り、「無視も知らんぷりも評論も沈黙も罪だ。今は行動の時だ。米騒動のようなデモをやろう」と熱く訴えた。
イスラエル支援企業への抗議行動を闘った動労千葉の中村仁副委員長が労働者の国際連帯を呼びかけ、三里塚反対同盟の伊藤信晴さんは三里塚軍事空港粉砕をアピール。三多摩の労働者は米軍横田基地所属のオスプレイの墜落事故を徹底弾劾し、12・15横田基地闘争への結集を呼びかけた。
午後3時に新宿駅一周のデモに出発した。デモ隊が進むと沿道から若者や外国人、ヒジャブを着けた女性たちが待ち構えていたようにデモに加わり、隊列はどんどん膨らんでいった。ガザ虐殺拡大への怒りがあふれたデモがうち抜かれた。
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