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原発と国葬やめろ! 原発いらない金曜行動

岸田の原発新増設発言に怒り、首相官邸に向かって原発と安倍国葬反対の声を上げる人々(8月26日 首相官邸前)

15回目の原発いらない金曜行動が8月26日午後6時30分から首相官邸前で開かれ、120人が参加して闘い抜かれた。
直前の8月24日の「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議」なるもので、岸田文雄首相が原発再稼働だけでなく、原発新増設や建て替え、さらには原発の運転期間が本来40年のところ福島原発事故後60年に延長したが、その再延長まで打ち出したことへの怒りと危機感、さらには全社会に満ちている安倍国葬反対の声があふれる闘いになった。

最初に司会の青年労働者による「岸田政権は原発再稼働から新増設まで含めて転換的な政策を打ち出し始めました。そして来月には安倍の国葬も迫っています」という発言で集会が始まった。
呼びかけ人でルポライターの鎌田慧さんは怒りを込めて「岸田は安倍派の子分になっている」と断罪し、「原発反対、国葬反対。原発と国葬を岸田のアキレス腱にして追い込んでいく」と岸田打倒への闘いの決意を語った。
福島「生業(なりわい)訴訟」原告のアピールが読み上げられ、「安倍晋三元首相を国葬で弔うことに対し、福島県民の一人として断じて認められない。安倍元首相は東京オリンピック招致の際の発言でウソ八百を世界に公然と垂れ流した。この一つの事実それだけで、福島の住民として安倍国葬には異議を唱え、断じて許すわけにいかない」と3・11福島原発事故をなかったものとして福島県民を踏みにじってきた安倍への怒りを爆発させた。
福島原発被害東京訴訟原告の青年も「安倍元総理の政権下で私たちへの対応は本当にひどかったです。そもそも復興どころか、賠償すらやっていない。そのような状態が安倍政権下での福島への対応でした」と語り、「福島県に住んでいた立場からも安倍元総理の国葬に反対したいと思います」と語気を強めた。
 集会の最後に呼びかけ人でたんぽぽ舎共同代表の柳田真さんがまとめを行い、「福島から安倍国葬と原発をつないだ鋭い発言が『アンダーコントロール論』としてみなさんの前に紹介された。ぜひ安倍の原発面での犯罪を暴露して欲しい。次は岸田内閣の原発の全面改悪方針に対するもっと大きな声を官邸にぶつけましょう。声をぶつけるだけではなくて、原発現地での反対の運動を持ち寄ってそれをみんなでぶつけたいと思います」と闘いの方向性を提起した。

シュプレヒコールは、「原発いらない、新増設反対、岸田首相やめろ。国葬やめろ、国葬やめろー」。大きな声を首相官邸にぶつけた。次回は9月16日の第3金曜日だ。原発新増設反対と安倍国葬反対の声を上げよう。

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