広島 G7サミット開催反対訴え申し入れ・デモ
サミットは核戦争会議だ
広島市に対して11月29日、「G7(主要7カ国)サミット反対」の申し入れを行いました。8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対する「8月6日平和記念式典の際のデモのあり方をめぐる話し合い」の打診に応じる形です。画歴史的な戦争会議であるG7サミットが広島で開催されようとしていることを脇に置いて来年の8月6日のことを話し合うことはできない、と前置きして申し入れました。
申し入れでは「G7サミットは核戦争会議であり、広島市は開催に抗議すべき」「7カ国は現在ウクライナへ莫大(ばくだい)な兵器を送って戦争を継続させている張本人」「G7のうち米・英・仏は核保有国であり、ドイツ・イタリアには米国の核が配備され、日本にも中距離核ミサイルの配備・核共有が準備されている。岸田首相は防衛費の2倍化、敵基地攻撃能力保有、南西諸島の前線基地化を進めている」と明らかにし、「核のボタンを三つも平和公園に持ち込ませない」「広島市の職員を大量にサミット歓迎に動員するなど言語道断」であり、広島市長はG7サミットに反対すべきだと訴えました。
12月1日にはこの申し入れ行動の報告を広島市役所、中区役所の職員に届けようと街頭宣伝を行いました。8・6前から継続してきたことからビラの受け取りも非常によく、G7サミット反対の訴えへの注目は非常に高まっています。
12月3日には、先月に引き続いて原爆ドーム前に結集し、G7サミット反対のデモを行いました。8・6ヒロシマ大行動呼びかけ人の室本けい子さんと広島大学の学生から熱烈なアピールを受け、宮原亮事務局長からの行動提起の後、力強くデモに出発。アーケード街では通行中の青年や学生がコールに合わせて声で応え、リズムに合わせて体を揺らしてくれました。G7サミット反対の声は労働者市民の中に確実に響き始めています。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 Y)
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