横須賀を出撃基地にさせない ウクライナ・中国侵略戦争阻止へ 空母母港化50年に向け集会
3月4日、横須賀市内で「横須賀を中国侵略戦争の出撃基地にさせない!3・4横須賀集会」を、50人超の参加で開催しました。改憲・戦争阻止!大行進横須賀実行委員会も三里塚での強制執行阻止闘争を共に闘い、勝利は闘いの中で切り開けるとの確信のもと集会を準備しました。
ウクライナ戦争と中国侵略戦争が一体化し、世界戦争の危機が深まる中で、米海軍横須賀基地にもイージス艦「シュープ」「ジョン・フィン」が立て続けに配備され、横浜ノースドック・相模総合補給廠の実動化など戦争体制構築が激しく進められています。
集会では、社会問題研究家の水樹豊さんが、三里塚での強制執行攻撃は中国侵略戦争と一体の軍事空港化の攻撃であると暴露・弾劾。さらに2015年に安倍政権下で強行成立した安保関連法に基づく「存立危機事態」による集団的自衛権行使こそ、日本が「台湾有事」へ参戦し、中国侵略への道を踏み出すものだと明らかにしました。
大行進神奈川呼びかけ人の呉東正彦弁護士は、中学2年生の時に空母母港化が浮上し、教員だった母親がデモに参加していたことなどを話し、空母母港化は「うそとごまかしだらけ」の歴史だと怒りをあらわにしました。全学連の学生は、米日が自国の経済・政治の矛盾を戦争で突破しようとしていることを明らかにしたことが学生の爆発的な闘いの契機になり、権力と闘うことが幾千人の学生を引きつけると確信に満ちて報告。県内外の大行進の仲間に続き、神奈川労組交流センターは「自衛官の家族に戦争反対を訴えるデモに」と呼びかけました。
沖縄・福島と連帯し、何よりも横須賀において、10月の空母母港化50年に向けて、ウクライナ・中国侵略戦争阻止の巨大な反基地闘争をつくり出す決意を固める集会とデモとなりました。(大行進横須賀実行委員会事務局)
この記事へのコメントはありません。