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IAEA報告書弾劾し街宣

7月4日、国際原子力機関(IAEA)事務局長グロッシは首相官邸を訪れ、原発汚染水の海洋放出に関して「国際的安全基準に合致する」「人や環境への影響は無視できる水準」だとする「包括報告書」を岸田に手渡した。この暴挙を満身の怒りで弾劾する。

翌5日昼、3・11反原発福島行動実行委員会はグロッシ弾劾の緊急行動に決起した。実行委員会のメンバーは「原発汚染水海洋放出を承認したIAEA事務局長グロッシを弾劾する」と書き込んだビラと「怒り福島」の旗を持ち福島駅東口に集まった。「汚染水放出を認めるIAEA報告書を許すな」「汚染水海洋放出に反対しましょう」と一人一人に声をかけビラを手渡す。受け取りも、受け取り方もいつもとは違う。100枚のビラは1時間足らずで無くなった。

地の底から湧き上がる「福島の怒り」を実感する。あまり感情を表に出さない福島の労働者が「阻止、そうだ」とうなずいてビラを受け取り、署名にも快く応じてくれる。
汚染水海洋放出は放射能による健康被害をもたらすだけではない。それは「福島の怒り」と反原発の闘いへの圧殺攻撃だ。それへの憤怒と激情は、労働者・農漁民・市民の根底的決起を求めてやまない。3・11反原発福島行動実行委員会は「怒り福島」の矜持(きょうじ)にかけ、放出絶対阻止の先頭に立つ決意だ。

7月ゼネストの重要課題に汚染水放出阻止を掲げる韓国・民主労総と連帯し、汚染水放出阻止の大運動を爆発させよう。7月30日のいわき集会・デモに総結集しよう。8・6広島―8・9長崎へ進撃しよう。

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