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東海第二再稼働させない 水戸 怒りの1千人集会

20180906a-2.jpg 9月1日、茨城県水戸市で「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会」が実行委員会の主催で開催され、1千人が結集した(写真左)。会場を埋め尽くした労働者市民の真剣で深い怒りが爆発し、11月運転期間延長・再稼働阻止に向け重要な闘いとなった。
 地元の動労水戸、いわき合同ユニオン、東京から駆けつけたNAZENの仲間も意気高く闘いぬいた。
 集会で主催者代表は、「事前承認の地元を5市町に拡大した茨城方式は大きなハードルになる。これを力に、目に見える形にしよう」と訴えた。

福島からの訴えとして桜井勝延前南相馬市長が、「南相馬は棄民にあっている。1万人が町から転出した。いまだに111名が行方不明。汚染水の処理も出来ない中で東海第二原発の再稼働をさせてはなりません。再稼働させたら必ず事故が起きる」と根底からの怒りを表明した。
 小学生のときに『原子力明るい未来のエネルギー』の標語を作り表彰された双葉町からの避難者は、「原発事故で故郷と生活をメチャクチャにされた。安全や復興は無責任な詐欺用語。原子力に明るい未来はありません」と声を大にして訴えた。
 集会後のデモは商店や沿道の多くの市民の注目を受け、全体が一体となった。
 動労水戸などが組合旗掲げデモ
20180906a-1.jpg 動労水戸は8月末まで、ドイツで最終処分場への使用済み核燃料搬入を止め続けているゴアレーベンの反対同盟と交流してきた。そこで被曝労働拒否・常磐線全線開通反対、東海第二原発再稼働阻止の闘いを報告し、大きな賛同を得た。デモでは、反対同盟のケアスティン前委員長から託されてきたゴアレーベンの旗と動労水戸の旗が翻り、労働組合の決起と国際連帯という勝利の方向を示した。
 解散地点で三里塚反対同盟・太郎良陽一決戦本部長と合流し、全員で記念撮影。石井真一動労水戸委員長とNAZENの織田陽介事務局長の発言で行動を締めくくった。(茨城県労組交流センター・田中成貴)

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