「教育労働者は戦争反対」 岸田打倒へ90人が浅草デモ
「首都圏教育労働者反戦集会&デモ」が10月15日、ウクライナ戦争に続いて始まったアメリカ・イスラエルのパレスチナ侵略に絶対反対の闘いとして東京・浅草で開催された。
雨の中、教育労働者を先頭に約90人が結集。集会は「戦争反対」「帝国主義打倒」に立ち上がる世界の教育労働者の闘いの上映から始まった。日本の教育労働者も続こうという機運にあふれ、基調報告では「教育労働者は労働者階級の一員として『戦争絶対反対! 岸田打倒!』を最先頭で闘う決意」が表明された。
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の森川文人弁護士は特別アピールで「権力に絶対反戦の力を見せつけよう。世界の労働者の闘いに加わろう」と檄(げき)を飛ばし、動労千葉の中村仁副委員長は「声を上げることが当たり前だと示す。
11・19労働者集会は闘いの始まりだ」と訴えた。全学連の神野豊典副委員長からは教育労働者に対する熱いエールをもらった。教育労働者は、果敢に闘う「教え子たち」とともに「戦争反対! 岸田打倒!」を最先頭で闘う決意を固めた。
発言では、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練について報告された。埼玉の中学校では生徒と教職員を対象に計画されている。自治体が「教育的意義がある」と手を挙げたのは、麻生が言った「戦う覚悟」を子どもたちに持たせるためだ。鍵を握るのは教育労働者の絶対反戦の闘いだ。
デモの頃には雨があがり、人であふれる浅草の街に「教育労働者は戦争に反対する」の横断幕を先頭にデモ隊が登場。沿道ビラは瞬く間になくなった。多くの外国人が「パレスチナ連帯」に手を振り、「戦争反対」にこぶしを突き上げる。日本人も同様だ。この日は右翼の街宣車12台が押しかけた。右翼・権力が恐れるのは沿道の労働者・市民とデモとの結合だ。だがどんなに妨害されても「戦争反対」の声は確実に届いている。11・19日比谷に教育労働者の大隊列を登場させよう!(神奈川 K)
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