革命の道開く11月決戦へ 革共同集会 反戦の決意に燃え団結
9月8日、東京都内で革共同政治集会が開催され、首都圏一円から460人が結集した。8月の第33回全国委員会総会を踏まえ、8・6広島闘争を頂点として闘い抜かれた2024年前半の勝利を確認するとともに、11・3全国労働者集会6千人結集に向け全参加者が団結と決意を打ち固めた。獄中の大坂正明同志、須賀武敏同志、8・6広島暴処法弾圧被告から熱いメッセージが寄せられた。
青年・学生の同志たちが集会を牽引(けんいん)した。4~8月の闘いを記録したビデオ上映に続き、司会の学生の「この時代に皆さんと共に闘い抜くことのできる喜びを深くかみしめたい」「革共同の路線のもとに解放を求めるすべての人々を獲得していこう」という晴れやかなあいさつに大きな拍手が送られた。
連帯あいさつでは、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんが耕作権裁判勝利と10・13全国集会への結集を訴え、市東孝雄さんが軍事空港化を許さず闘う決意を述べた。全国水平同盟の仲間は革命の時代に狭山再審闘争勝利を、と訴えた。闘う弁護士が獄中同志と団結し反戦闘争の先頭に立つ決意を語った。
続いて、秋月丈志書記長が基調報告を行った。秋月書記長は「われわれは半年前、1年前とはまったく違う主体としてここにいる」と強調。8・6広島闘争で実現した「主体の情勢化」を一層推し進め、反帝・反スターリン主義プロレタリア世界革命のスローガンである「中国侵略戦争阻止」を全人民のものにしようと訴えた。そして今秋9・22横須賀―10・7新宿反戦大闘争を爆発させ、帝国主義を打倒する革命家の強固な意識性をもって11・3集会6千人結集で情勢を一変させ、革命の道を開こうと熱烈に呼びかけ、満場の拍手が応えた。
学生同志のカンパアピールに続き、五つの特別報告が行われた。8・6闘争の先頭に立った広島県委員会の同志は「実力で闘えば戦争は止められると全世界に示した」「日本労働者階級は必ず反戦反核で立ち上がる」と確信をこめて語った。8・6暴処法弾圧粉砕のアピールを行った「前進」印刷局の同志は、前進社の2同志への弾圧が「前進」発行停止攻撃であることを弾劾し、即時奪還を訴えた。中央学生組織委員会の同志は「連帯し、侵略を内乱へ」を掲げて反戦闘争の先頭に立ち運動的・組織的前進をかちとってきた地平を提起。杉並区議の洞口朋子同志は「青年・女性の怒りと結びつく党をつくろう」と呼びかけた。革共同救対部の同志は大坂同志奪還の闘いを反戦闘争の中に位置づけようと訴えた。
沖縄、神奈川、東京から安保・沖縄闘争への決起が呼びかけられた。沖縄県委員会の同志は、辺野古の工事を実力阻止した5・15闘争から中国侵略戦争阻止へ安保粉砕・日帝打倒の闘いの先頭に立つ決意を述べた。神奈川県委員会、東京都委員会の同志は、中国侵略戦争・核戦争の出撃拠点である横須賀、横田での9・22―10・27闘争に大結集をかちとり、首都圏で反戦闘争を爆発させようと訴えた。同時に、戦時下の攻撃とストで闘い11・3集会に攻め上る決意を語った。
決意表明では、各産別とマルクス主義青年労働者同盟、マルクス主義学生同盟中核派の同志たちが壇上にずらりと並んだ。国鉄労働者は、戦時下で労働法制改悪攻撃を先導するJR資本との対決を宣言。この夏、新たに組合を結成した同志も闘いの前進を報告した。郵政労働者が新たな同志の結集を報告し、教育労働者は反戦闘争の爆発で教育労働運動をつくりだそうと呼びかけた。自治体労働者は地方自治法改悪による労働者・自治体の戦争動員・労組解体攻撃に対し、闘う労働組合を復権して立ち向かう決意を口々に語った。
マル青労同の同志は「自身の変革をかけて8・6広島を闘った」と述べ、11月集会6千人結集は絶対できると断言した。高校生のマル学同の同志は実力闘争を通じて労働者階級への信頼を深めたと語り、「11月集会に6千人集まれば情勢を変えられる」と強調。今秋決戦に総決起し革命的内乱を起こそうと呼びかけた。
司会の青年労働者が改めて今秋反戦闘争の爆発と11月への総決起を訴え、団結がんばろうとインターナショナルで締めくくった。
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