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6・1部落解放広島共闘集会が感動的な大成功

 部落民と労働者の階級的団結で部落解放闘争を闘おうと、広島で解放共闘集会が開催され、70人の労働者、学生が集まった。革共同から脱落した転向分子による「広島事件」ねつ造による団結破壊をうちやぶり、5・29法大弾圧に完黙で闘う全学連の広大生らとも固く団結し、感動的な成功をかちとった。


 冒頭あいさつに立った反戦被爆者の会の大槻泰生さんが「部落民・労働者・被爆者をバラバラにして戦争への道を突っ走ろうとするのを許してはならない」と訴えた(写真左)。解放研の全逓労働者は「広島事件をでっち上げ、昭和天皇に哀悼の意を表した解同本部派や自民党とも組むと言う全国連中央は地に落ちた」と弾劾。権力打倒へ闘う石川一雄さん、西郡住民とともに、労働者が社会の主人公として部落解放へ一丸となって闘おうと呼びかけた。広大解放研の学生は、獄中にいる仲間と団結して部落解放闘争を闘う決意を表明した。 大阪・西郡で住宅明け渡し・差し押さえに反対している2名の仲間が特別アピールを行った。心の底からの熱い団結のよびかけに会場全体が感動に包まれた。血債主義・糾弾主義では絶対につくれないこの階級的団結の力こそ、差別・分断を打ち破り、住宅闘争・部落解放闘争の勝利を切り開く力だ。「差別糾弾とは何か」と題して講演を行った小山たかし氏は、歴史を踏まえた部落解放運動の教訓から、糾弾闘争の核心点は「労働者の団結である」と鮮明に提起した。 広島共闘会議議長の教育労働者の基調提起に続き、動労西日本広島支部など解放共闘に結集する労働者が続々と決意を表明。連帯ユニオンの青年労働者が「労働者は、団結したらどんな厚い壁も打ち壊し世の中を変えることができる」と訴えた。全学連の決意表明では、「獄中の仲間に代わって僕が発言します」と広大の新入生が元気に登壇。5・29法大決起を報告して闘う決意をきっぱりと述べ、会場全体から爆発的なエールが送られた。 広島に「全国動員」で押しかけてきた血債主義者らは、目と鼻の先で「真相報告集会」なるものを行ったが、闘う広島の労働者、学生の団結に圧倒されて近寄ることもできなかった。とことん階級的団結を強化し、拡大する革命的でダイナミックな部落解放運動が、広島から開始されたことを宣言する集会となった。(広島・M)

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