阿佐谷反戦アピール/洞口朋子杉並区議が訴え
杉並区議選告示日まで残り2週間となった4月2日、JR阿佐ケ谷駅前で「阿佐谷反戦アピール」が行われた。改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人のほらぐちともこ杉並区議を先頭に、東京労組交流センターをはじめ30人を超える労働者・市民がリーフレットを配って「軍事予算2倍化反対署名」を集め、マイクでアピールした。300枚以上のリーフを配布し、多くの杉並区民と新たに交流した。
東京労組交流センターの山口弘宣
代表がマイクアピールの口火を切り、大行進呼びかけ人の福島尚文さんが戦争絶対反対を訴え、ほらぐち区議を応援する演説を行った。
続いてほらぐち区議本人が発言に立った。
「岸田政権が中国の脅威をあおって軍事費を2倍化することに対して『軍事予算2倍化反対署名』を呼びかけ、5千筆を集めた。悔しいことに今年度予算は通ったけど、ここからが新しい闘いの始まりです」
「会計年度任用職員制度は廃止し、全員を直接正規で雇うべき。『非正規職の処遇改善』は多くの政治家が言うが、労働者が正規・非正規と分断されていること自体がとんでもないこと。2千万人もの人たちが年収200万円以下で、働いても働いても豊かになれない。社会を動かしているのは労働者なのに、身も心も削られる。この社会を根本から変えるべきです」
「候補者が乱立する激戦をくぐりぬけて2期目に挑戦します。児童館の民営化や廃止、大資本の利益のために街が破壊されていく駅前の再開発など、様々な不条理への怒りを集め、戦争を進める社会、労働者を使いつぶす社会をこの杉並から一緒に変えていきたいと思います。私が反戦デモを呼びかけると全国から右翼が結集して罵詈(ばり)雑言を浴びせてきますが、この背後には自民党・岸田がいます。戦争が迫っている現実をよく表しています。私は絶対に黙らないし、屈しません」
東京西部ユニオンの青年労働者がほらぐち応援の熱いアピールを行い、医療・福祉労働者はマイナ保険証による戦争動員・皆保険制度解体への怒りを猛烈に訴えた。東京中部ユニオンの労働者、教育労働者も続けて発言した。
最後に全学連から神野豊典副委員長が、「ほらぐちさんは4年間、議会の内外で四方八方から攻撃されながら労働者・市民の立場を貫いてきた。ウクライナとロシアのどちらの立場に立つか、ということではない。労働者がとるべき立場は、戦争を進める自国政府に対して闘うということだ。ほらぐちさんと共に戦争絶対反対の声を杉並から上げましょう」と訴えた。
「杉並から戦争をとめよう」の声をさらに響かせ、ほらぐち必勝へ闘おう。
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