ユン打倒へ200万人決起
韓国・ユンソンニョル大統領の弾劾訴追案が可決された12月14日、ソウルの国会前には全国から約200万人の労働者人民が集結。「内乱首謀者ユンソンニョル即刻弾劾!汎国民ろうそく大行進」には、ユン政権と対決して闘い抜いてきた民主労総の組合員たちが全国各地から駆けつけた。造船所を占拠しストライキを闘った金属労組の造船下請け支会、激烈な労組破壊攻撃に「ユンを退陣させ、労働者が主人公になる世の中を必ずつくってくれ」と焼身抗議したヤンフェドン支隊長の遺志を継ぐ建設労組——。公共運輸労組貨物連帯本部はチャーターバスで参加し、公共運輸労組ライダーユニオン支部は参加希望者を会場へと送り届けた。12月5日から7日間のゼネストを闘った鉄道労組も合流した。ユンはこうした闘いの力で打倒されたのだ。
民主労総はこの勝利を受けて声明を発し、労働者・市民の力で社会大改革を実現する決意を表明。民主労総を含めた1500以上の労働・市民団体で結成された「ユンソンニョル即刻退陣・社会大改革緊急行動」も、「2017年にできなかったろうそく革命の課題をやり遂げなければならない」との立場を明らかにした。ここからが正念場だ。ユンを支える米日帝国主義打倒の闘いで連帯しよう。
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