大軍拡予算案絶対つぶす 大行進怒りの国会闘争
改憲・戦争阻止!大行進東京が呼びかける国会闘争が70人の結集で12月11日午前に闘われた。高市政権はこの日、大軍拡の補正予算案を衆院で採決した。8日に審議入りしてからわずか3日での採決に与野党が合意し、国民民主党、公明党も賛成に回った。中国侵略戦争のための軍事費大増額を誰一人として争点にしない戦争翼賛国会に怒りを爆発させ、「米日の中国侵略戦争阻止」「戦争国会粉砕」「高市打倒」の怒りの声をたたきつけた。
10時からの国会闘争は、大行進事務局長の本山隆介さんの基調提起に続いて、各地から駆けつけた仲間が次々とアピールに立った。
大行進呼びかけ人の洞口朋子杉並区議は、野党が全く闘えないのは国家を守る立場だからだと弾劾。戦争にしか未来を見出せない国家など打倒しようと呼びかけた。
3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんは、柏崎刈羽原発に続き泊原発再稼働を鈴木直道北海道知事が10日に容認したことを弾劾。「原発推進・核武装の高市と対決し、核戦争絶対阻止を」と訴えた。
大行進中野の仲間は、日本共産党の志位和夫議長が2日に「(日中が)お互いに自制すればいい」と言い放ち日帝の侵略戦争を免罪していることを徹底弾劾。大行進神奈川は12・7横須賀闘争でのスクラムデモの地平を報告し、沖縄をはじめ全国で反基地闘争を闘おうと呼びかけた。大行進埼玉呼びかけ人で長崎被爆者の高木美佐子さんは、高市政権が原発再稼働、核武装、侵略戦争に突き進んでいることを被爆者として絶対に許せないと訴えた。
300万学生を代表して全学連の渡辺祥英書記次長は、戦争放火者は巨大な軍事演習をやっている米日の側だと喝破し、「『自衛』に反対することが必要だ」「『帝国主義打倒、侵略を内乱へ』をスローガンに闘おう」と呼びかけた。
大行進三多摩の仲間は、先月20日に福生市内の児童館に米軍のパラシュートが落下し、軍側が夜間に無断で市の敷地に入り、回収したことを弾劾した。
午後に入り、衆院予算委員会で補正予算案が通過したとの報告が入り、徹底弾劾のシュプレヒコールをとどろかせた。許しがたい戦争国会に対して参加者は、中国・アジア人民と連帯し中国侵略戦争阻止闘争の大爆発をかちとり、12・23新宿反戦デモで高市を打倒することを決意し、闘う意思を一層燃え上がらせた。


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