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米軍横須賀基地へデモ 基地強化・出撃拠点化に怒り

スクラムを組んだ白ヘルメット部隊を先頭に実力デモで米海軍横須賀基地へと進撃(12月7日 横須賀市)

改憲・戦争阻止!大行進神奈川が呼びかけた「米日の中国侵略戦争・核戦争阻止!海自艦へのトマホーク配備許すな!トランプ・高市打倒!横須賀闘争」が12月7日、220人の結集で闘われました。
高市政権の登場以来、横須賀では海上自衛隊イージス艦への巡航ミサイル・トマホーク配備、米海軍の無人機大量配備など臨戦態勢化が進められています。今回の闘争は何より、10月28日の米海軍横須賀基地の原子力空母での米日首脳の戦争演説と11月7日の高市「存立危機事態」発言=中国侵略戦争宣言に対し、帝国主義打倒を真っ向から掲げて勝ちとられました。急激な戦争情勢の接近の中で、中国侵略戦争の前線司令部、核攻撃の出撃拠点とされる横須賀基地を包囲し、基地機能を止める闘いが求められています。

多くの人がデッキ上に鈴なりになって注目する中、地元・神奈川の労働者らが安保粉砕・基地撤去を熱く訴えた(横須賀中央駅前)

デモの前には、多くの人がデッキ上に鈴なりになって注目する京急横須賀中央駅前で、大行進神奈川や全学連が熱烈にデモへの決起を呼びかけ、米兵による女性への性暴力という基地ゆえの現実を許さず、沖縄と連帯して安保粉砕・基地撤去の闘いを勝ちとろうと訴えました。神奈川労組交流センターの仲間は「没落する帝国主義の戦争だ。連合が『軍需産業でもうけて賃上げを』と言う中で『平和・民主主義を守れ』というこれまでの反戦平和運動、労働運動は諦めと絶望を強制するだけだ。戦争の反対は革命だ。帝国主義を打倒する反戦闘争で社会を根底からひっくり返すことを労組の方針に」と力強く訴えました。
横須賀ではこの間、核燃工場での火災が起き、教育現場では海自による宣伝が行われています。横須賀選出の防衛相・小泉進次郎は〝自らの「愛国心」は地元・横須賀で育てられた〟〝国防という崇高な使命は愛国心がその基盤〟とうそぶきました。現職の防衛大臣が「国防」と一体で「愛国心」を語るなど、もはや戦時下です。高市・小泉を串刺しにして打倒する、さらに巨大なデモを組織しなければなりません。
この日は、白ヘルメットを先頭に米軍基地に向かって実力デモで市街地を席巻。反戦プラカードを掲げた退役軍人も合流しました。差別・排外主義を許さず、体を張った闘いが求められています。12月国会闘争を闘い抜き、全国の反基地闘争の先頭で横須賀闘争の爆発へ立ち上がります。
(改憲・戦争阻止!大行進神奈川事務局 中村真之)

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