1. HOME
  2. ブログ
  3. 各地で「大行進」立ち上げ 千葉 労働運動の再生をめざす 職場の報告生き生きと

各地で「大行進」立ち上げ 千葉 労働運動の再生をめざす 職場の報告生き生きと

20180920c-1.jpeg 安倍政権による改憲案の国会提出と改憲発議が目前に迫る情勢を迎え撃って、さらに全国で改憲・戦争阻止!大行進の実行委員会が結成されています。千葉、広島、東京東部での結成集会の報告を掲載します。(編集局
 9月16日、「改憲発議を止める! 9・16千葉集会」が105人の参加で行われ、「改憲・戦争阻止!大行進千葉」が発足しました。教育労働者が「久しぶりに勢いのある集会でした」と感想を述べています。労働者人民の自己解放性が爆発し、闘いへの意欲を生み出す集会でした。改憲を止める力は労働者人民のもっている無限の力を爆発的に解き放つことです。9・16千葉集会は、「これが自分たちの改憲阻止運動だ」といえる出発点として大成功しました。

 大行進千葉は、国鉄千葉動力車労働組合、ちば合同労働組合、ユニオン習志野などの労働組合が軸になって、労働運動の再生をめざす改憲阻止闘争として開始されました。9・16集会では、1047名解雇撤回闘争と乗務員勤務制度解体攻撃と闘う動労千葉、反戦教育を禁圧する攻撃と闘う教育労働者、何度も解雇攻撃を打ち破ったユニオン習志野、極限的人員不足と闘う介護労働者、病院建て替えを口実とした賃下げ・労働強化と闘う医療労働者、公務職場で1年更新の非正規職化と闘う労働者、退職強要・仕事外し・隔離職場と闘い勝利してきた労働者など、改憲攻撃と一体の働き方改革と職場で激突し、労働運動の再生を闘い抜いていることが生き生きと報告されたことが最大の特徴です。職場での不退転の決起が改憲攻撃との最先端での激突です。改憲案の国会提出と改憲発議が目前に迫る情勢だからこそ、職場で闘い団結をつくりだそう。
 また、三里塚芝山連合空港反対同盟の北原健一さんが大行進千葉の呼びかけ人を代表して発言しました。北原さんは、動労千葉が国鉄分割・民営化と絶対反対で闘い続けていることに熱烈な支持を表明し、動労千葉が呼びかける改憲阻止の闘いだからこそ勝利の展望があると述べました。そして、亡くなられた北原鉱治さんの戦争絶対反対の闘いを継承する断固たる決意を表明しました。三里塚闘争こそ「反戦の砦」です。農地死守・実力闘争の三里塚闘争が大行進千葉の中心に立ったことは決定的です。改憲阻止闘争を実力闘争で闘おう。今こそ三里塚のように闘おう!
 さらに、内房線と地域を守る会から発言が行われ、地方切り捨てに対する怒りと戦争・改憲に対する怒りは一つであることを実感しました。資本の利益のために地方を切り捨ててきた資本主義社会は、ついに資本の利益のために戦争に突き進んでいます。労働者人民が生きるためにはこうした社会を根本から変えることが必要です。「地方の反乱」が改憲阻止闘争に大合流する情勢が切り開かれました。
 9・16千葉集会は、自分の戦争体験を語り命ある限り戦争絶対反対で闘うと発言した90歳の女性や、星野文昭さんを取り戻す決意を語った労働者など、自分たちの存在と闘いこそが改憲と戦争を止める唯一の力だと感じさせる発言にあふれていました。次は11・4全国労働者集会/改憲阻止!1万人大行進です。大行進千葉は11・4に総決起します。(改憲・戦争阻止!大行進千葉 齋藤佳久
写真呼びかけ人を代表して三里塚反対同盟の北原健一さんが発言(9月16日 千葉市)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択