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5・15沖縄で全国学生集会、初参加者も続々決意を表明!

s20110518a-1.jpg 5月15日夕、「 原発廃止!基地撤去!法大闘争勝利!5・15全国学生集会in Okinawaka」が開かれた。全学連の坂野陽平委員長代行が、「5・15のきょう、嘉手納基地で何が起きていたのか、軍事演習ですよ。それなのに労働運動の幹部は闘いを組むどころか、5・15平和行進の規模を縮小し、復興にもっていこうとしている。今こそ労働組合と学生自治会を甦らせなければならない。法大の闘いに勝利しよう。明日からの闘いに打ってでよう」と開会を宣言した。5・15闘争の組織化のために先行して沖縄で闘っていた東北大の学生から現地報告を受けた後、織田陽介全学連委員長が基調を提起した。 

s20110518a-2.jpg 織田委員長は多くの初参加者を前に「沖縄と向き合ってつかんだものをこの場で論議してこれから何をするのかはっきりさせよう。きょうの基調は『帝国主義とスターリン主義の戦後世界体制一切を覆すプロレタリア世界革命へ/フクシマとオキナワ、ヒロシマ・ナガサキ、ビキニをつなぎ学生運動の復権を』というタイトルです。壮大な話をしたいと思います」と前置きし、「いかに闘って未来を切り開いていくのか」を歴史と現在を縦横にひも解いて、「24年間、100万人が支援してきたのが国鉄闘争。その国鉄闘争を継承し発展させようと呼びかけられている6・5国鉄集会に集まろう」「自分のキャンパスから目をそらさずに闘おう! 節電キャンペーンなど、すべてがデマ。今起きていることのすべてが分断! じゃあ団結すればどうなるか。6・11全世界100万行動の先頭に立とう! 8・6ヒロシマへ! 全部をつなげていくことが僕らの役割。反原発闘争と労働運動をつなげる。オキナワとフクシマをつなげる。日本共産党だってなんだって平場でがんがんやりあって獲得する。すべての怒りをひとつにしよう!」
 法大学生連盟の斎藤郁真君が「自分たちのキャンパスで闘いぬくのがどれほど重要なのかを示したのが法大闘争なんですよ! 5年間の法大闘争の地平から勝利して、6・11に向かおう!」と法大闘争アピール。東北大学生が壇上に勢ぞろいし、東北大学生自治会の石田真弓委員長が怒りのアジテーション。「学生の怒り、悩みに頭から突っ込んで『そんなことまで考えられない』という思いも僕らが引き受けて、だけどやっぱり敵はいることをあいまいにせずに、僕らには未来がある、最高の団結体として学生自治会をつくる。7・8東北大集会に全国から総力で結集を!」。さらに日就寮から大学当局の退寮攻撃を弾劾する発言。広島大学から8・6ヒロシマ大行動へのアピール、学寮決戦アピールが京都大学熊野寮、富山大学新樹寮からあり、三里塚現地行動隊から5・20現闘本部裁判への結集が訴えられた。
 最後は初参加者が全員勢ぞろいした。「県民大会の前に授業を放り出して沖縄に来たという学生と会った。いま若者は怒ってる。フクシマと沖縄で起きていることは同じ。若者は行動を求めている。電気足りなかったら原発つくっていいのか。人間が先じゃないですか! 労働者が人間が生きられる社会をつくっていきたい」「沖縄の2日間は明確な意識改革になりました」「うちは先祖代々反戦運動をやっている。僕も一生かけて反戦運動をやりたい」「全学連と一緒に沖縄に来て面白い。全学連はすごい」「沖縄の人の怒りはすごい。本土に住んでいる僕たちが沖縄の人たちと団結して、学生、労働者で頑張りましょう」「新樹寮の話を聞いて、世の中には不条理なことが一杯あって、むかついた。寮自治に貢献したい」「寮の7回生とかが人生かけてやっていると、どういうものかと沖縄に参加した。で、本気で人生かけてやるべきものだと徐々に分かりかけてきました。でも僕は4年で卒業します」「シェイクスピアが本当に言いたいことは、楽して現状の満足していいのか、それとも頑張って現状を打破していくのか。それって今に当てはまるので頑張ってみようかなと」「政府、東電が一人ひとりの健康・命よりプルトニウムを重視してきた。この社会に全力で反骨したい」「お誘いいただいて、社会の裏を知ってよかった。沖縄のデモは尼崎のデモより面白くて、斬新だった。次のデモも若者の熱気を浴びるようなデモをやりたい」「こんな運動必要ですよね。今回来て感動しています」――感動! 感動!
 最後に坂野君の音頭で「団結よーい! 原発も基地もなくして社会を根本から変えよう! 学生自治会を甦らせよう! 全国学生は団結してガンバロー!」(M) 

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